卒業、その後
NO.021
不安
学校へ行かなくなると、その後の進路がどうなるのかという不安を抱かれる保護者の方も多いかもしれません。今回はそんな不安を払拭できる一人の中学生の話を取り上げたいと思います。
彼は中学1年生の時に、はっきりした理由がわからないまま学校から足が遠のいていきました。5月の連休明けから徐々に学校をやすむようになり、2学期からはほぼ家で過ごすようになっていきます。そしてそんな彼の行動の変化に伴って、保護者の不安は高くなっていきました。
自律的に学ぶ習慣
学びの森にやってきた彼は、とても自律的に学ぶ生徒でした。学びの森では時間割や教材も先生と相談しながら決めることができます。毎週自分の学んだものを振り返り、その計画を変更することもできます。そんな学校ではなかなかできなかった学習に彼はとても満足そうでした。やがて3年生になり、彼はいくつかの高校のオープンスクールにも参加し、自分の志望校を決めます。そしてその受験に向けての学習も始めるようになっていきました。自律的に学ぶ習慣はとても役に立ったようで、理解しにくい単元はYOUTUBEの動画授業をうまく活用しながら学んでいました。
卒業、その後
学びの森で2年半学んだ後、彼は無事志望校へ入学することになりました。そして東京の大学の経済学部へ進学します。彼の話では入学した高校が彼の自律的な学び方を尊重してくれたことがとてもよかったと振り返ってくれました。そんな風に自律的に学びようになった子どもたちは、自律的な生き方を模索するようになっていきます。自分の人生の答えを、自分で見つけようとするのかもしれませんね。

