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Q&A

「学校が楽しくない」「学校に行きたくない」
お子さんにそう言われた時、多くの方はとても悩まれると思います。
その言葉の裏には、様々な迷いや葛藤、声にならない感情があります。
「あの時なんで怒られたんだろう」「どうしたらわかってもらえるのかな」
疑問や違和感を抱えながら、彼・彼女は、自分がどうあるべきかを必死に模索しています。
こうした経験は、必ず本人の成長につながっていきます。
子どもの気持ちに寄り添い、その子に合った生き方・学び方を一緒に考えてみませんか。

Q 1
学びの森って、どういう特徴を持ったスクールですか?

学びの森は、子どもたちがそれぞれに合った学びの活動を通して、他者や社会への興味を広げ、次の進路を選択し、目標に向かって力強く歩んでいくことをめざしたフリースクールです。詳しくはこちら→「コンセプト」

Q 2
学びの森では、どのように学習を進めるんですか?

学びの森では、一人ひとりのお子さまの状況や理解度に合わせて、スタッフと相談しながら個別学習計画を立てて学習を進めます。時には、みんなと少人数のゼミ形式で学ぶこともあります。自分のペースでじっくり学ぶことで、学習に対する自信を取り戻します。こうした教科の学習以外にも、お子さまの興味・関心に基づく、教科の枠を超えた学びの機会を提供しています。→「学び方(小学生)」「学び方(中学生)」

Q 3
出席や評価のことについて聞かせてください。

学びの森は認定フリースクール(京都府教育委員会認定)なので、スクールでの活動日数はすべて在籍校の出席として扱われます。また、成績評価についても在籍校と連携し、お子さまの学習状況などの情報を共有することで、その実現に向けて取り組んでいます。それに加えて、お子さまの現段階での客観的な学力を把握するために、定期的に学力模擬も実施しています。

Q 4
現在学校には何とか行っているのですが、本当に学校が子どもに合っているのか不安に感じます。不登校じゃなくても学びの森への入学は可能ですか?

もちろん可能です。学校という枠が窮屈だと感じる個性を持ったお子さまには、学校以外の選択肢が必要なのかもしれません。学びの森はお子さまの個性や考えを尊重しながら、本人にとってより良い環境を一緒に考えることを大切にしています。無料相談もおこなっておりますので、お気軽にご連絡ください。

Q 5
同年代の子とうまくやれるかどうか心配です。

学びの森にやってきた生徒たちも、はじめは不安そうにしています。しかし、先に通っている子が声をかけたり、スタッフが間に入って一緒に遊んだり、日々の活動の中でいろいろな経験を積む中でよい人間関係が作られていきます。

Q 6
学びの森には何人くらいの子どもがいますか?

学びの森には、小中学生が30名在籍しています。基本的な教科学習は一人ひとりに合わせた個別プログラムで進めますが、ゼミやワークショップ、外部講師を招いた教養講座では複数学年が一緒に学びます。課外活動や語り場・出会い場などは全員で一緒に行います。

Q 7
京都市内からだと、通学にどのくらい時間がかかりますか?

JR亀岡駅までは円町駅から15分、京都駅からは30分なので、京都市内からであれば30~50分程度で通学が可能です。実際に、学びの森の生徒の約半数が京都市内から通学しています。その他、京都府全域、滋賀県、大阪府、兵庫県から通学している生徒、さらには他の地域から亀岡市へ転居されて来られる方もおられます。

Q 8
学びの森に通いだしても、またすぐに行かなくなるのではないかと心配です……

学びの森では、入学前に1週間の体験期間を設けております。経験豊富なスタッフがサポートしながら、学びの森での生活を体験していただきます。これまで体験期間を終えて入学した生徒は、多くが継続して通学しています。万が一入学後に通学できなくなった場合は、お子さまやご家族と一緒に考え、オンライン学習などのフォローをしていきますのでご安心ください。また、他の関係機関と連携をとりながらお子さまにとってベストな道を探していきます。なお、入学後1ヶ月間に限り、退会を希望される場合は、入学金および未利用分の活動費を返金させていただきます。

Q 9
学びの森に通う子どもたちは、どのような進路に進むのですか?

学びの森にフリースクール部門ができてから現在までの18年間、私たちは150名を超える卒業生を送り出してきました。ほとんどの生徒は、在籍校を卒業する時期に次の中学校や高校へと進学します。中には、卒業より前に在籍校に復学する生徒もいます。

Q 10
高校受験への対応はどうなんですか?

公立、私立、昼間定時制など様々な学校の入試に対応した受験指導をおこなっています。また、定期的に学力模試を実施し、その時々のお子さまの学力を客観的に把握しながら、入試本番までの学習計画を立てるなどのサポートもおこなっています。不登校であることが入試に不利な影響を与えることはありません。学びの森では、お子さまの進路を保障するための体制を整えておりますので、ご安心ください。

Q 11
学校以外に子どもが通える場所にはどんなところがありますか?

大きくわけると下記の3つになります。
・学習支援センター(適応指導教室)・・・在籍校への復帰を前提に、それまでの居場所として各市町村教育委員会が設置
・京都市立洛風中学・洛友中学・・・京都市が独自に設けた不登校児童を対象にした中学校
・フリースクール・・・様々な形態があります。特定の考え方や指導法に基づいたスクール、体験活動を重視したスクール、通信制高校の付属スクールなど。学びの森のように学びの活動を中心に据えたスクールもあります。

Q 12
不登校は誰/どこに相談すればいい?

各市町村の教育委員会が用意した公的な窓口や、民間のフリースクールの相談窓口があります。他には、心理・医療を専門とした様々な機関も窓口を設けております。学びの森では各関係機関と連携をとっており、お子さまやご家庭の状態に合った相談先を紹介させていただきます。ぜひ無料相談にお問い合わせください。

Q 13
不登校の子どもはどれくらいいますか?

文科省の調査によれば、小中学校の不登校児童は約19万人、日本財団の調査によれば時々登校する「さみだれ登校」や教室に入らない「別室登校」といった<隠れ不登校>にあたる子どもたちが、約33万人いると言われています。これらを踏まえると、平均して1クラスあたり2人が不登校や隠れ不登校ということになります。

Q 14
出席がたりないと学校を卒業できませんか?

小中学校の義務教育期間は、卒業の条件に出席状況は含まれていません。たとえ出席日数がゼロであっても問題なく卒業できます。

Q 15
義務教育である小・中学校に行かなかった場合、将来にネガティブな影響がありますか?

私たちは、将来へのネガティブな影響はないと考えています。不登校という経験を、単なる挫折ではなく、自分を見つめ直し自分が変わっていくための大事なきっかけだったと子ども自身が捉えられるようサポートしています。実際に、学びの森の卒業生は様々な職について社会の中で活躍しています。

Q 16
「学校に行きたくない」と言われた時、どう答えていいのかわかりません……

どう答えていいかという具体的な正解はありません。ただ、無理やり登校させるのはやめてください。まずは「何かあったの?」と優しく言葉をかけ、話をきいてあげてください。<子どもが今、何を感じ、何を見つめているのか?>を子どもの視点に立って考えることが大事です。

Q 17
なぜ学校に行きたくないのか、理由をはっきり教えてくれないのですが……

何か理由があると思わなくてもいいのではないでしょうか?焦らずに、決して問い詰めてしまうようなことはしないでください。心の中にある自分の思いに気づいていないのかもしれないし、思いがあったとしても混沌としていてうまく表現することができないのかもしれません。学びの森での生活を通して、自信とエネルギーを取り戻していくと、徐々にその思いを表現できるようになっていった生徒を私たちは多く見てきました。

Q 18
家でゲームばかりして、生活リズムが崩れ、昼夜逆転になって困っています……

親子で協力し、生活リズムを改善するための作戦を考えてみましょう。ゲームの中でも特にオンラインでするものは、依存を招く可能性が高いです。ゲームを取り上げるのではなく、1日何時間というように時間を決めるのも良いかもしれません。親子で根気強く話し合って、決めたことを実践していくことが重要です。

Q 19
反抗するばかりで話を全く聞いてくれません。どうすればいいでしょうか?

まずはお子さまの声を聞いてみてください。第一に必要なことは、親子のいい関係を築くことです。関係が悪いと、親御さんの思いや要求は何を言ってもほとんど子どもに伝わりません。考えるべきは<この子は今どんな思いを抱えているのか?><その眼には学校や家庭がどう映っているのか?>ということです。

Q 20
不登校からひきこもりにならないか心配です。どうすればいいでしょうか?

学校という枠組みにとらわれず、お子様に合う場所を見つけてあげてください。不登校が長期化すると、どうしても家にひきこもりがちになります。家族以外とのコミュニケーションの機会が奪われ、生活リズムが乱れて昼夜逆転の生活になっていきます。そんな生活が続くことで子どもは更に自信を失い、ますます誰かと会うことを避けるようになってしまうのです。悪循環に陥る前に、新たな居場所を探す必要があります。

どなたでもお気軽にご連絡ください。 60分無料相談 TEL : 0771-29-5800