他府県からの通学生
兵庫から
彼女は毎日、兵庫県から学びの森へ通学していました。片道2時間、電車を2本、バスを2本乗り継いでやってきます。学びの森の生徒たち30名のうち、一番多くの子どもたちがやってくるのは京都市です。京都市内であれば十分、1時間以内の通学が可能です。次いで地元亀岡市、その他は多岐にわたっています。大阪府や滋賀県、そして兵庫県、2時間くらいまでなら子どもたちは何とか通学してくれます。また中には、ご家族で亀岡へ転居される方もおられます。さまざまな子どもたちが、さまざまなところから集まってくるのが学びの森の特長かもしれません。
中高一貫校
小学校生活を楽しく送っていた彼女は、中学受験をめざします。そして第一志望だった中高一貫の進学校に入学したのですが、そこが極端に偏差値重視の教育をおこなっていたようで、そのやり方に対して次第に学校が苦しくなっていきます。またそれに加えて、女子同士の人間関係も荒れていったようで、とうとう学校へと足を向けることができなくなっていったようでした。
自分の進路を決める
学びの森で再出発をした彼女は、次第にそれまでの自分を取り戻し、自分の進路についても少しずつ主体的に考えるようになっていきます。いくつかの学校のオープンキャンパスにも参加し、自分の進路を絞っていきました。模試を通して学力的なハードルを予想し、それに見合う学習計画を立てて学んでいます。
内申について
学校へ通わない子どもたちの学校の内申は、学校によってまちまちです。彼女の在籍校では、5教科についてはしっかりした評価を出してくれてはいるのですが、技能教科についてはそうはいきません。その結果、内申としては入試にあまり活かすことができないのが実態です。あとは学力模試、彼女の場合はとても偏差値が高かったので、多くの私立高校はそれを考慮してくれます。もちろん当日の入試結果しか見ない学校もあるので、その場合は実力突破ということになります。
サクラ咲く
学びの森の生徒たちは、中学3年生でここを巣立っていきます。自分を見つめ直し、自分の未来を描きつつ進路の選択肢を考え、それに向かって準備をしていく。一人ひとりがその過程を丁寧にたどっていきます。「サクラ咲く!」まだ寒い2月ですが、学びの森では一足早い春の声を毎年のように聴くことになるのです。

