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子どもたちの変容

不登校じゃない私へ

NO.020

はっきりものを言わないように

小学校の時、彼女は友達に言いたいことを言って仲間外れにされた経験がありました。学校が小規模校だったこともあり、クラス替えもなかったのでそのことが卒業まで尾を引いたそうです。中学校は学年4クラスある中規模校でした。彼女は、小学校時代の嫌な経験から、あまりはっきりものを言わずににこにこしておこうと心に決めたそうです。

どうしろって、言うねん!

それは中学2年の時でした。クラスの女子が分裂して、イザコザが頻繁に起こるようになりました。彼女はいつもはっきり自分の意見を言わない生徒だったので、クラスの中からはみ出た存在になっていたのです。そんな時、職員室の前で彼女は担任の先生からこういわれます。「お前はいつもはっきりものを言わないから孤立する」と。小学校の時の反省から、はっきりものを言わないようにしていたのに、それではダメだと言われた。じゃあどうすればいいの?彼女はそれから学校を休むようになりました。

通信制高校の不登校

中3はほとんど行かないまま、高校は通信制高校へと進みました。でも、結果的に彼女はその通信制高校も行けなくなっていきました。グループにどうかかわっていいかさえわからなくなっていったのです。それからしばらく家でひきこもった後、お母さんが学びの森を訪ね、彼女はやってきたのです。

不登校じゃない私

学びの森では、彼女はメキメキと変わっていきました。2年間の間に、基礎的な学習をやり直し、舞台芸術の勉強に興味を持ち始め、それを専攻する大学を見つけ、受験勉強を始めました。卒業間近にみんなで企画した不登校を考えるフォーラムでは、「私は学校へ行っていないけど、いつからか不登校じゃなくなったんです」と自らの学習生活を表現していました。彼女は今大学生、忙しくも充実した学生生活を送っています。

性別 : 女(亀岡市)

在籍年齢 : 高1〜高3