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日誌

ライフストーリーワークについての勉強会

ここのところ、子どもたちが自分史を語ることの重要性を実感しています。
前回お伝えしたナラティブセッション、これはつらい経験を持った不登校の子どもたちが自分の過去をみんなの前で物語ることによって過去そのものを書き換えていく作業です。


そして、この活動そのものが、アウラのコミュニティの日常の中に埋め込まれ、やがてコミュニティの一つの文化になっていくようです。
いろんな場面で、彼らは自分自身を語り始めます。
私たちは、そんな活動をアウラの日常で行いつつも、昨日は、立命館大学の朱雀キャンパスでおこなわれたライフストーリーワークに関する勉強会に参加してきました。
ライフストーリーワークは、80年代にイギリスでスタートした児童養護施設で生活する子どもたちを対象にした自分史を共同的に組み上げていくワークです。
このライフストーリーワークでも、自分史を組み上げ、それを振り返り、また新しく書き換えていくことの重要性が語られていました。
ナラティブセッション、ライフストーリーワーク、キャリアポートフォリオ・・・、様々な隣接領域にあるこれらの手法は、とても大事な私たちの学びの過程であるように思います。