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日誌

写真で作るストーリー

2016年度第1回目の、思考のワークショップが行われました。
思考のワークショップとは、知誠館で毎週金曜日に行われるエクステンションプログラム。
この日は知誠館の卒業生と、知誠館スタッフが参加しました。
この日は、10枚の写真でストーリーを作ってみよう、というワークショップを行いました。


我々の手元に配られた、10枚の写真。
20160404_161143.JPG
この写真を使って、大きなクラフト紙に好きなようにレイアウトし、好きなように言葉をつけ、ストーリーを作ってゆきます。
決まりごとは、以下の3つだけ。
①写真は必ず6枚以上使うこと。
②右側上から3番目の、子どもたちの写真は必ず入れること。
③ストーリーにタイトルをつけること。
以上3点さえ守れば、何をどうやってもOK。
20160404_163532.JPG
みんな広いスペースに移動し、思い思いの場所で頭をひねりながら、与えられた1時間で、必死に考えます。
出来上がった作品の一部が、こちら。
20160404_164222.JPG 20160404_164257.JPG
みんなでそれぞれの作品を見て、感想を言い合い、ふりかえりを行います。
「みんな『時』とか時間の経過が表されてる!」
「それぞれ違った形で『再生』がテーマになってるね」
「それは写真を撮った写真家が伝えたかったテーマが反映されているのでは?」
「『編集』の存在って大きいなぁ」
「タイトルつけるの難しい…」
「塾長は『学び』をテーマにしてたり、そのひとが普段考えてることがものすごく出てる!」
…などなど。
桜井先生から写真を10枚手渡され、「はい、ストーリーを作ってみましょう」と言われたときには途方に暮れてしまった私…。椅子に座って悶々と考えているときは、ストーリーの糸口すらなかなか思い浮かばなかったのですが、広いスペースに移動してクラフト紙を前に写真をあれこれ置いてみたり、椅子の上に立って上からぼーっと眺めてみたり…を繰り返していると、不思議と「あ、こんな感じにしようか」と思ってきたのでした。
クラフト紙に貼る、という動作の装置を組み込む桜井先生さすが…とムキキとなりました。
そのあと桜井先生からいろいろな種明かし(なぜ子どもの写真を入れるように言ったか、など)も伺い、余計にムキキと唸った田中でした。
これから1年間、どんなことができるのか、楽しみでもありドキドキでもあり…です。