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日誌

塾長の面談はすごかった!

先週、初めて「保護者面談」というものを体験しました。
アウラ(塾)と、知誠館(フリースクール)の両方を含めると、約50組の保護者の方が来られました。


私が高校受験の時に、親はこんな心境やったんかなぁ…
子ども以上に、親は進路に対して悩んでんのかもしれへんなぁ…
まさに、
親の心子知らず
と言ったところでしょうか?
個人的に貴重な体験になりました。
しかし、それ以上に貴重な体験になったのは、塾長の面談を生で見ることができたことでした。
面談の特徴は
①子どもの状況を、家族との関係で考える
②困難だと思われる状況を、別の視点で捉える
③相手の言ったことを編集して伝えなおす
主にこの3点だと思います。
そしてその目的は、
「ある状況を考える際の認知的な枠組みを、視点を変えることで広げる」
ことに集約されると思います。
例えば
ここに来て他の生徒とふざけあってばかりいる子がいたとします。
その子は、自分のやらなければならないことよりも、自分の楽しいと思うことを優先してしまっている状態と言えます。
それが年齢の割に「幼い」と言えるような状況であれば、その「幼さ」は家族との普段の生活の中のどんな部分に、どのように表れているのだろう?と考えるわけです。
また、
子どもがテストで芳しくない結果を残したとします。
ふつうなら、「なんでこんな点数なんだろう?」、「どうやったら理解することができるようになるのかな?」などで悩むと思います。
しかし、その状況それ自体を悩むのではなく、「これをきっかけに、子どもといろんなことを話すことができる」、「親としてどんな態度を取ろう」と考えることもできると思います。
そうすることで、テストの結果が悪い→叱るという結果とは違う結果を導くこともできると思います。
これは「不登校」に関しても言えることです。
「不登校になってしまった…どうしたら…」とその状況を悩むところを、
「せっかく不登校になったんだからできることはないかな?」と考えることで、新しい活路が見いだせるのではないでしょうか?
また具体的なエピソードがあればブログにあげたいと思いますが、今回初めて体験した「保護者面談」は、私にとってとても実りのあるものでした。
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