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日誌

はじめてがいっぱい

どうも、学びの森のキノシタです。

今日は生徒と一緒にBBQへいってきました!晴れてよかった!!

 

学びの森では、毎年春の遠足(もう夏みたいな気候ですが…)として「府民の森 日吉」へBBQに行くんです。

一日を振り返ってみると、例年に比べて「はじめて」がたくさん詰まった一日だったと思います。

 

【はじめて その1】

…スーパーでの買い物と清算

 

小学生が増えたため、低学年の子の中にはスーパーでの買い物が「はじめて」の子もいました。

たぶん保護者の方と一緒に買い物をしたことはあると思うんですが、自分が「買う」ということに対して主体的になることが「はじめて」といった感じでしょうか。

 

メモに書いてある食材を生徒同士で探したり、レジに持っていって店員さんとやりとりをしたり、お金を払ったり。

小学生の中にはおどおどしている子もいましたが、中学生たちが上手にフォローしてくれていました。

 

【はじめて その2】

…虫メガネで火起こし

 

 

昨年はバーナーを使って簡単に火を起こしたんですが、今回はマッチをひと箱だけ渡して火起こしをしてもらいました。

日吉に行く前から、○○くんは火起こし隊のメンバーやしな!と声をかけ、どうしたら火を起こせるか考えてもらっていました。

 

虫めがねがあったら絶対余裕!

火起こし隊のメンバーからそんな意見も出てきて、内心ホンマかいなと思っていましたが、ちゃんと火起こしできててびっくり。

モクモクと煙が出てきたときはみんな思わず、おぉぉ~!!!と声が漏れていました。

 

【はじめて その3】

…野菜の下準備

 

 

昨年までは頼れる高校生が野菜の下準備を手伝ってくれていたのですが、今回は小中学生が中心。

手を切らないかヒヤヒヤしながらも、全部の野菜の下準備をしてくれました。

 

もっと薄く切ったほうがいいかな?

いや、食べれたら大丈夫やろ!

という逞しいやりとりには、笑うしかありませんでした。

 

【はじめて その4】

…ずーーーっと水鉄砲

 

 

小学生ってホンマに飽きないんですね。

もういつまでやんねん!とつくづく思いましたが、他の遊びは一切せず(部屋の中で遊ぶ組もいました)みんな楽しそうにしておりました。

 

びしょ濡れになりながら、ただひたすらお互いに水を掛け合う…。

僕自身頭の中を空っぽにして楽しみました。

 

改めて全体を振り返って思うのは ”みんなで楽しもう” という雰囲気がすごく強かったことです。

それぞれがその想いを共有していたからこそ、準備も本番も片付けも、どこを切りとっても楽しい遠足になったような気がします。

 

この感覚って実はとても大事だと僕は思っています。

その時その瞬間の場や空気をみんなで大切に扱おうとするということは、自分はその場の担い手の一人であり、目の前の他者もその場の担い手の一人だからこそ、お互いのことを大切に扱おうとすることができるんだと思うんです。

 

その前提を持って他者と一緒に何かをすること、それを通して得られる経験ってとても大きいと思います。

僕自身学びの森の内外で、そういったことを大切に行動できているか、少し自信が持てないところもあります。

だからこそ、生徒たちの姿を見て、改めて自分もそういったことを大切に行動したいなと思いました。

 

みんなにとってはどんな意味を持つ時間だったのでしょうか?

色々話をしてみたいと思います。

 

では、また~