話し合いの前提
どうも、学びの森のキノシタです。
前回のブログで触れた「運動会」の話を覚えていますでしょうか?
初めてのかたはコチラをご覧ください→「はちゃめちゃ体育館」
でも「運動会」というのは、あくまでこちらのアイデアです。
生徒たちはそもそも「運動会」みたいなことをしたいのか?
まずはそこから聞いてみることにしました。
すると、企画・準備の段階からやってみたい子もいれば、受験があるし、そもそも参加を控えたい子や、
身体を動かすのは好きだけど、一緒に企画・準備するのは荷が重いという子もいました。
こちらが「運動会」とイメージしていたものは、「いつもの<運動>とはちょっと違うこと」ぐらいなものなのかもしれません。
そこで、企画・準備からやりたいという生徒だけを集め、話し合いをすることにしました。
みんなはどんなことしたいん?と聞くと、思いつく限りイメージを出してくれました。
でもここで気になることが…。
それは、その場の雰囲気が「話し合う」ものじゃない感じだったこと。
誰かが話し始めたら、それを聴かないと話し合いにはなりません。
自分の意見を言うときも、その根拠(理由)を示さなければ、他の人に伝わることはありません。
この前提がないと、話し合うことはできないと思います。
今日はあくまでみんなのイメージを聞くことが目的でしたが、今後は本格的に決めるプロセスに入っていきます。
生徒の中には、他の人が何を考えているのかを聴きながら、自分の意見を述べている子もいました。
そんな姿を参考にしながら、ちゃんと前提を共有していかないとなぁと思いました。
「話し合う場をつくる」って、一筋縄ではいきませんね。
もっと仕掛けを考えないと…。
試行錯誤したいと思います。
では、また~