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日誌

コラボレーション?!

どうも、学びの森のキノシタです。

 

 

 

 

今回のブログでは、ふとしたきっかけで起きた生徒同士のコラボレーションを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先日の保護者面談を終えて改めて、生徒がとことん探究できるモノを見つけること、

 

 

 

 

そして、それを表現することを通して他者と関わることの大切さを考えました。

 

 

 

 

学びの森には、フリー/ハイスクールと放課後等デイサービスを合わせて、約50名の生徒が所属しています。

 

 

 

 

その中でも、常に何かしらの表現活動をおこなっている生徒がチラホラ…。

 

 

 

 

そこで、それらの表現(作品)を、学びの森のどこかに展示してみることにしました。

 

 

 

 

以前紹介した「てるてる坊主」しかり、生徒たちの表現(作品)が、学びの森の風景の一部になると面白いと思うんです。

 

 

 

 

いろんな人の表現(作品)が、注意して「見る」ではなく、無意識のうちに「見える」空間。

 

 

 

 

そういう空間づくりの第一歩です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんもどこに何が展示されているか考えながらご覧ください。

 

 

 

 

こちらは玄関入ってすぐ左手のスペース。

 

 

熱帯魚のいる小さな水槽やフォトフレーム、来た時刻と体温を記録する用紙が置いてあります。

 

 

 

 

近づいていくと・・・

 

 

いい感じに照らされた大福とあんぱんとアップルパイが!!

 

 

その下の段には、雪だるまがこんにちは。

 

 

どうです?かわいい系が好きな人にはたまらない展示ではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続いてはこちら。

 

 

 

 

教室に入って左手にある本棚。

 

 

普段使用している教材や、児童書や全集などが置かれています。

 

 

 

 

 

これも近づくと・・・

 

 

折り紙の動物たち(+進撃の巨人)が!!

 

 

リルケの全集にはオウムがとまっています。

 

 

どうです?こちらもいい感じの雰囲気が出てると思いませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とまぁ、こんな風に展示をしたのが昨日のこと。

 

 

 

 

それが今日、新しい展開を迎えました。

 

 

 

 

昼休みの掃除が終わり、折り紙の動物を見ていた生徒がいました。

 

 

 

 

その子はおもむろに動物たちを手に取り、自分の席へ!

 

 

 

 

なんと、その動物たちを使って、自分の世界をつくり始めたのです!!

 

 

 

 

 

 

 

どの動物たちも、折り紙をつくった生徒から、この世界をつくった生徒の色に染まっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある生徒の表現(作品)が、また別の生徒の表現(作品)の一部になる。

 

 

 

 

こんなことってあるんやなぁ!と、心が躍りました。

 

 

 

 

「見える」だけじゃなく「手に取れる」のがポイントなのかもしれません。

 

 

 

 

この展示が、生徒たちが混じり合う仕掛けになっているような気がします。

 

 

 

 

今後もこうした生徒同士のコラボレーションが、知らないうちにどんどん起こるといいなと思います。

 

 

 

 

では、また~