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コンセプト

生徒と教師が一緒になって、「新しい学びの場」を
創っています。

木々に囲まれた居心地のいい空間で、
好きな机に座り、一人ひとりが自分のペースで学習する学びの森。

それぞれの感性や興味を大切に、
従来の学校という枠組みの中ではできない自由な学びを探究できる場です。

土台となる学力を伸ばしながら、
教科の枠を超えた取り組みや、より実践的なプロジェクトにも挑戦します。

子どもたちは、学びを通じて他者や社会との関係性を育み、
自分の世界を広げていきます。

5つのキーワード

学びの森が目指す教育のあり方を、
5つのキーワードで表しました。
私たちの役割は、子どもが本来持っている
自律へと向かう力を豊かに育むこと。
そのための経験をつくる場として、
学びの森を運営していきます。

理解

子ども一人ひとりを
観察し、対話を通して、
彼・彼女の物語を
理解します。

変容

子どもが新たな
視点を獲得することで、
自分を捉え直し、
行動が変わります。

探究

子どもが自主的に
取り組み、
先生や仲間と一緒に
学び合います。

共創

対話を重ねて、この場に
関わるみんなにとって、
より良い学びの森の
あり方を更新
し続けます。

自律

変化し続ける社会の中で
自分らしく自由に生きる力を
身につけて、学びの森を
巣立ってほしいと
考えています。

学びの森代表・副代表からのメッセージ
行かない!と決めた日からはじめる、
豊かな学びの世界
20年前、学校へ行かなくなった1人の子どもとの出会いから、学びの森の活動は始まりました。私たちはいつも目の前の子どもに向き合い、「この子の学びをどうするか?」と問い続けてきました。さまざまな葛藤を経て「学校には行かない」と決めた子どもたちに、未来へとつながる豊かな学びの世界を提供したい。その一心で、常に社会と子どもたちの変化に合わせて活動内容をアップデートしています。あらかじめ用意された教育プログラムに子どもを当てはめるのではなく、地域のさまざまな資源を活用しながら、子どもと一緒に創り上げる教育を実践しています。子どもたち一人ひとりが自信と誇りを感じ、新しい自分と出会えるように、そして自分の人生に責任を持って将来を歩めるように。学びの森の教育は、これからも進化を続けます。
学びの森 代表 北村 真也
学校に選らばない子育てを経験をした母として、一緒に考えたい。
私たち夫婦は二人の子どもを育てました。一人は中学生の時に学校へ通わなくなり、高校は「学校」以外の学び場を選びそこで学び大学へ進学しました。大学では、勉学、サークル活動、留学、海外でのインターンシップと、環境を最大限に活用して多様な経験を積みました。今は社会人として、彼女らしく人生を楽しんでいます。二人の子どもを育てる中で、親にとっては予想だにしなかった試練がいろいろありました。やってく課題に対し、その時々の最善を尽くすことしかできなかったわけですが、その中で様々な出会いがあり、よき理解者や場に支えられてきました。今、同じような課題に向き合っておられるみなさんに、私たち家族の経験や学びの森で共に過ごしてきた子どもたちとそのご家族の経験を生かして、一緒に最適解を考えることができればと思っています。
学びの森 副代表 北村 恵美子