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日誌

フリースクール?

「お前仕事何してんの?」
「お仕事は何をしてらっしゃるんですか?」
最近、同級生や初対面の人にこの手の質問をされると困ってしまいます。


「亀岡にあるフリースクールで働いてる」
と答えると、たいてい
「フリースクール?」
という流れになります。








やっぱりまだ「フリースクール」という言葉そのものを知らない人が多いんですね。
こう思う一方で、私は先ほどの質問に対して








「フリースクールっていうのは、えっとー…、学校に馴染めへんかったり、学校って行かなあかんの?って疑問を持ったり、人間関係がうまくいかんかったり、理由はその子らなりにあるけど、とりあえず現状学校に行ってない子が学習できるところかな」
と答えることが多いのですが、答えながら自分でもホンマにそうなんか?と自問してしまいます。








─理由ってホンマにあるんかな
─学校に「行ってない」っていう表現でいいんかな
そんなことを生徒一人ひとりを思い出しながら考えると、うまく説明できません。








同様に、そこで自分がどんなことをしているのかも…
具体的なことはいくらでも思い浮かびます。
チラシを作ったり、一緒に勉強したり、話をしたり、遊んだり、こうやってブログを書いたりすることもそうです。








でもそれを俯瞰的に考えたら、社会の中でどんな位置づけの仕事をしているのかと考えたら
なかなかうまく表現できていないです。








個人的な文脈で説明することはできてきていると思うんです。
自分の成育歴とか家族のこととか。








でも、というか、だからこそ社会的な文脈で自分のしていることを相対化したいと考えているんだと思います。
そのためには、もっと社会のことを知る必要があるんでしょうね。
と、書いていて思いました。








何が書きたいことなのかしっちゃかめっちゃかになってきましたが、とにかく「フリースクール」や「不登校」という言葉は、知誠館の中にいると当たり前のように使われる言葉ですが、まだまだ認知されていないということに気が付いたしだいです。








ここをもっと自分の言葉で説明できるようになると、自分が作るチラシももっと伝わりやすいデザインになったりするんかな。
精進せねば!