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日誌

「変化」と「変容」

一旦不登校になった子どもたちを、
「俺、不登校になったから今の自分があるんや!」と語れる若者へと導いていきたい。
それが、私の最大の思いです。
そんな思いが、「変容」というコトバの中に込められています。


不登校の知誠館のHPの中には、「変容」というコトバがよく出てきます。
「変容」は、英語ではトランスフォーメーションtransformationと呼ばれ、「変化」changeと区別されています。
「変容」は、「変化」に比べてより大きな、あるいは本質的な変化をさしているんです。
教育の世界に変容というコトバを持ち込んだ教育者としては、ジャック・メジローが有名です。
メジローは、パースペクティブ・トランスフォーメーションというコトバを使い、
「変容とは、視点(視野)そのものが変化するすることなんだ」という表現をしています。
視点が変わると、見えている世界そのものが変わります。
自分に対するイメージも変わるんです。
つまり、新しい自分を手に入れられる・・・
「変容」というコトバのイメージは、
サナギが蝶になるイメージです。
それは連続した命であるにもかかわらず、別の生き物のように生きていくことができる
まさにそんな生き方を手に入れることこそが
この「変容教育」トランスフォマティブ・ラーニング、transformative learningの目的なのかもしれません。
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