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日誌

陶器と食卓

知誠館では、毎週金曜日の19時から、「思考」のためのワークショップという授業に取り組んでいます。


前回に引き続き、今回も参加者の中から
ファシリテーターを是非やりたいという人が出てきました。
担当してくれたのは、現在大学1回生の西野さん。
京都美術工芸大学で、木彫・木工・陶芸・漆芸を専攻しています。
18歳、ぴちぴちの女子大生です。
そんな彼女がテーマにしたのは
「陶器と食卓」
前回までの流れを組みながら、さらに具体的な「陶器」に焦点化したワークショップとなりました。

ワークショップの中で出てきた話は、陶器のデザインが持つ力。
そして、それが我々に無意識に与える影響でした。
「デザイン」という言葉が、広く用いられすぎていて、若干イメージのしにくいところがあるかもしれませんが、例えば動画の中にあった陶器は、子ども用の食器なんですね。
この食器には、お茶碗はこうやって持つんだよーという、「躾をする」デザインが組み込まれているそうです。
そういったところに目を向けていくと、私達の日常は無意識に「デザイン」によって動かされているかもしれないということに気づかされます。
今回扱った「陶器」のように小さなものではなく、「空間」や「住宅」などの大きなものの「デザイン」の持つ力を考えると、とても面白いんじゃないかと思いました。
実際、建築の歴史を見てみると、そういった住宅空間のデザインによって人々が管理されていることも垣間見ることができます。
次は「建築」について勉強してみよう!
そう思って私は、夜な夜なAmazonのページを徘徊しています。
次は誰がどんなワークショップを創ってくれるのでしょうか?
楽しみだー!
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