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日誌

食卓から見る家族

知誠館では、毎週金曜日の19時から、「思考」のためのワークショップという授業に取り組んでいます。
前回に引き続き、今回も私がファシリテーターを担当させていただきました。


テーマは「食卓から見る家族構造の変化」です。
「家族」というものを抽象的な概念だけで考えるだけでなく、「食卓」という具体的な側面から考えたらおもしろいんじゃないかということで、このテーマにしました。
例えばこれを見てください
20150908_132047.JPG
この写真から、どんなことがわかるでしょうか?
朝、昼、夕のうちどの食卓かな?
何人家族なんやろう?
作ったのは誰?
どんなものを食べてるんかな?
食べ合わせは?
こういう食卓が出てくる家族ってどんな家族?
そういったことを、たくさんの食卓の画像から、理由とともに細かく分析していきました。
一応私なりに、書籍などをもとにして、食卓の変化と家族構造の変化についての解説をつけていたのですが、やっぱりそれだけではおもしろくありません。
こんな風な解説ができるけど、みんなはどう思う?
と、議論を重ねていきました。
そして、日本の食卓だけでなく世界の食卓にも目をむけて、最終的には
「食とはなにか?」
についてみんなで考えました。
2週連続でワークショップを企画してみて、「大変やけどおもろいなー!」というのが正直な感想です。
また、この場は「自分が面白い!とかみんなで考えてみたい!という問いを投げかけてみて、それについて考える」という、ただそれだけの場でいいんじゃないかと思いました。
そして、その問いを投げかける人がどんどん変わっていって、新しい問いが生まれ続けることが大事なんだと思います。
こうした気づきは、今まで頭で考えたり、勉強したりしているだけではわからなかったことだと思います。
実戦の中で初めて見えてくるものが、実は1番大事なことだったりするのかもしれませんね。
次はどんなテーマにしようかな~
この面白さ、やみつきになります…