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日誌

夏休み明けの初日

長い長い知誠館の夏休みが終わり、今日から再び知誠館での生活が始まりました。


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「夏休みどうやった?」
と聞くと、
「えー、まぁぼちぼちっすね」
とか
「勉強三昧やったわ」
とか
「友達・家族とに〇〇に行ってきました」
とか
「家でずーっとダラダラしてた」
とか
いろんな感想が聞けました。
始めは楽しそうに話をしたり、集中して課題に取り組んだり、元気な姿を見せていた生徒たち
しかし、時間が経つにつれてだんだんとしんどそうな表情になってくる生徒もいました。
その生徒の今日一日の振り返り(感想のようなもの)ノートを見てみると
初日にしては頑張ったほうだと思う。これから生活リズムを整えていきたい。
と書かれてありました。
誰でも、長い休み明けに、すぐには本調子に戻りにくいと思います。
まだ社会に出ていない中学生や高校生にとってはと特にそうだと思います。
その生徒の振り返りを見て、ある卒業生の言葉を思い出しました。
それは
「夏休みとか長い休みがあると、休みことに慣れてしまって、結局2学期が始まってもそれを引きずってしまう。それが重なって、また学校に行けなくなった」
というものです。
一度自分の中で安定したリズムを変えるのは、大きなストレスになるのかもしれません。
ましてや、それを環境によって強制的に変えられることは、とてもしんどいことなのではないでしょうか。
今まで私は、
「学校が始まったから行く」
ということに何の疑問も感じてこず、それを当たり前のように思っていました。
だから、休みが続くなんて怠けてるだけちゃう?とか、そんなんせこいわ!自分だって休みたいのに!とか思うことがありました。
でも今日、その生徒の様子を見ていて
そんな風に今まで気にしたことがなかったことを考えさせられました。
どうしたら楽に、安心して、自分から来たいと思うようになるかな~
と考え中です。