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日誌

秋の空

朝晩は涼しいものの、お日様のよく照るお昼間は汗ばむ陽気…という気候が続いていました。
知誠館にも多い受験生のみんなは、体調管理が大切になってきます。
そんな秋、最寄駅まで歩く道中、こんな空模様に出会いました。


2014年9月24日空
写真の下部、雲がたなびいたようになっているのがご覧になれますでしょうか。
「たなびく雲」と言えば、百人一首の有名な
秋風に たなびく雲の 絶え間より
  漏れ出づる月の 影のさやけさ

が思い出されます(この写真はお昼ですし、お月様も見えてはいませんが)。
あ、ちなみに、皆さんのお好きな秋の歌は何でしょうか?
私の好きな秋の歌は、秋の絢爛を詠んだものであれば
嵐吹く みむろの山の もみぢ葉は
   竜田の川の 錦なりけり

で、秋の侘びや寂びといったものを詠んだものであれば
白露に 風の吹きしく 秋の野は
   つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける

でしょうか。
そう考えてみると、秋は、絢爛と侘びの両方を感じさせてくれる季節なんですね。
食欲の秋一辺倒にならないように、知誠館の皆と、「文学の秋」も楽しまないと…!と思う秋の夕方なのでした。
京都府教育委員会認定フリースクール・通信制高校サポート校 知誠館
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