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日誌

もう一つの世界

一旦受け入れた子どもたちが、いかに変容を遂げていくのか?
このことが私たちの教育の最大のテーマです。
だから私たちは、彼ら/彼女らの変容を企画デザインするのかもしれません。
変容が生じていかないと、同じことが繰り返されることになります。
たとえ高校や大学に入学できても、やっぱり途中で行けなくなって結局は家にひきこもってしまいます。
だから、変容がそこに生じないといけないのです。


2013年5月30日 南丹市「府民の森ひよし」にて
変容は、決して同質の環境の中では生じません。
今の生活世界とは、異なるもう一つの世界がそこに必要になってくるのです。
するとそこには、今ともう一つの世界に差異が生じてきます。
そしてその差異が原動力になって、変容へと向かう動きが生じてくるのです。
2013年5月30日 南丹市「府民の森ひよし」にて
アウラは子どもたちに、もう一つの世界を提供しています。
家でも学校でもないもう一つの世界。
そこには、自分たちの痛みを共有してくれる仲間たちがいて、自分自身を新しい世界へと導いてくれる先生たちがいるのです。