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日誌

進路

関西地方も梅雨入りが発表されました。
6月に入り、じめっとした季節がやってきます。からっとした夏になるための準備期間…と思えれば何とか耐えられそうな気がするものの、京都の夏はじめじめ…これから数カ月間は我慢の季節です…。
そんな、夏に向かい出す6月は、今年知誠館を卒業する皆にとっては、卒業後の進路について本格的に考え出す時期でもあります。


昨年度も、進路指導にちょこっとですが携わらせてもらいましたが、その度に皆に伝えたいなと思うのが、「今決めた進路で一生生きていかなくてはならない、なんてことはないんだよ」ということです。
もちろん、一度決心した道はその人なりに出来るだけがんばって突き詰めていくべきだとは思いますが、「こう生きなきゃならない」なんてことは絶対にないと思うのです…。
塾長のお話の中にもよく出てくる「セカンドキャリア」という言葉にも関わってきますが、最初に思い描いていたキャリアで生きることを(それがめちゃくちゃしんどくなるくらいなら)しなくても、その次どう生きるかを考えていくことも「あり」なんだということを心に留めておいてほしいな~と思いながら進路指導に関わっていきたいと思います。
もちろん、しんどいな、と思うことを乗り越えて見えてくるものも必ずあるので、「あの時やめずにがんばってよかったな」と思えるようにすることと、「これ以上頑張ったら自分が壊れちゃうから、別の道で生きることを考えよう」と思うことは紙一重だとは思うのですが…。
こんな風に語っていても、私自身まだまだ生きる道に迷い悩む一人の人間なので、知誠館の皆の姿を見て勉強させてもらいながら、一緒に考えていきたいと思います。