語ることの大切さ
毎月、第一木曜日の午前中にはラウンドセッションがおこなわれます。
ラウンドセッションは、塾生たちの語りの場として位置づけられています。
「語る」ということは、子どもたちが変容する上でとても大事なことです。
彼らは、自分自身を語りだすことで、過去の自分を対象化させ、新しい自分自身を創り出していくからです。
アウラの森を巣立っていった多くの塾生たち。
彼らが新しい環境の中でたくましく生き抜いてくれている事実は、そこに彼らの変容があったからなのだと思っています。
「変容」と「語り」、そのつながりはとても深いものがあるのです。
前回のラウンドセッションでは、中学2年から学校をサボるようになり、その後、時にはひきこもり、時には気まぐれでバイトをしながら20歳までただダラダラと毎日を過ごしてきたM子の語りが紹介されました。
そんな彼女は、22歳のときに、自分の本当の人生に目覚め始めたといいます。「人の命の誕生のお手伝いをしたい」そんな思いの中で、彼女は助産師を目指すようになっていきました。
強い人生の目標への思いが彼女を学びの世界へと駆り立てていったのです。
M子の語りをしっかりと受け止める他の塾生たち、スタッフ、そして私。
彼女の語りは、いつしかみんなの語りを誘発しているようにも思えました。
ラウンドセッションは、ナラティブコミュニティの態をなしているのかもしれません。
ラウンドセッションは、塾生たちの語りの場として位置づけられています。
「語る」ということは、子どもたちが変容する上でとても大事なことです。
彼らは、自分自身を語りだすことで、過去の自分を対象化させ、新しい自分自身を創り出していくからです。
アウラの森を巣立っていった多くの塾生たち。
彼らが新しい環境の中でたくましく生き抜いてくれている事実は、そこに彼らの変容があったからなのだと思っています。
「変容」と「語り」、そのつながりはとても深いものがあるのです。
前回のラウンドセッションでは、中学2年から学校をサボるようになり、その後、時にはひきこもり、時には気まぐれでバイトをしながら20歳までただダラダラと毎日を過ごしてきたM子の語りが紹介されました。
そんな彼女は、22歳のときに、自分の本当の人生に目覚め始めたといいます。「人の命の誕生のお手伝いをしたい」そんな思いの中で、彼女は助産師を目指すようになっていきました。
強い人生の目標への思いが彼女を学びの世界へと駆り立てていったのです。
M子の語りをしっかりと受け止める他の塾生たち、スタッフ、そして私。
彼女の語りは、いつしかみんなの語りを誘発しているようにも思えました。
ラウンドセッションは、ナラティブコミュニティの態をなしているのかもしれません。