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日誌

「就活って何だろう?」

6/22(日)14:00~17:00開催される第1回ラウンドテーブルのテーマが決まりました。
興味のある方は、以下のアドレスに申し込んでください。
komaki@tiseikan.com


「キャリア教育」「キャリアサポート」「キャリアコンサルティング」…、社会には〈キャリア〉というコトバがあふれています。
一般的に不登校やひきこもり経験を持つ若者たちのキャリア形成は、大変厳しい状況にあると言われています。しかしその一方で、不登校やひきこもりの経験を持たない若者たちの〈就活〉においても過酷な状況が広がっていることも事実で、キャリア形成の過程で精神的にまいってしまう若者たちが増えていることもよく知られています。
そもそも不登校やひきこもり経験を持つ若者たちへのキャリア形成に対する支援は、それらの経験を持たない若者たちのキャリア形成を〈健全なもの〉と位置付けその支援の前提としていましたが、今やその前提そのものが揺らぎ始めているように思えます。
このような状況を踏まえて、今年度のラウンドテーブルでは、あらためて〈キャリア論〉を取り上げてみたいと思っています。ここでは従来の不登校やひきこもり経験者へのキャリア支援のあり方を問い直しながら、「もう一つのキャリアパス」を構築できればと考えています。
そこで今回のラウンドテーブルでは、大学生たちの〈就活〉を取り上げたいと思っています。これまで学校社会の中で生きてきた若者たちが初めて触れる社会、そのインターフェースに位置するのが〈就活〉です。
この機会を通して、若者たちが何を感じ何を思うのか? その実情はどのようなものなのか? 今回は、まさに渦中の若者たちをゲストに招きながら、〈就活〉を通して〈キャリア〉そのものをあらためて振り返ってみたいと思います。