新スタッフの樋口です
はじめまして!4月から新しく学びの森のスタッフになりました、樋口 真有伽(ひぐち まゆか)です。
ブログを書いてくださいと木下先生に頼まれてから、丸3日かかってしまいました。文章を書くのはすごく難しいですね…。初めてですので、読みにくいところがあるかもしれませんが、最後まで読んでいただければ幸いです。
まずは簡単に自己紹介を...。
生まれ育ちは滋賀県の彦根市で、現在は京都市に住んでいます。大学では、児童福祉を中心に学んでいました。また、塾講師のアルバイトや、地域の子どもたちの居場所づくり活動のボランティアなどを通して、子どもたちを取り巻く様々な社会課題に関心を持つようになりました。
子どもたちと関わる仕事がしたい!と思うようになったのは、そういった社会課題の解決に携わりたいだけでなく、私自身も小学校、中学校、高校と、特に人間関係において上手くいかなかった経験がたくさんあるからです(今でも、おしゃべりは上手な方ではありません)。たくさん悩んだ経験がある分、そして記憶がまだ新しい分、様々な理由で上手くいかないことの多い子どもたちが抱える複雑な思いを、少しだけ想像できるのではないかと思っています。
学びの森には、学部4回生だった昨年の秋に飛び込みで応募し、スタッフの一員に加えていただくことになりました。また、そのときからボランティアスタッフとしても関わりはじめ、約半年になります。まだ学びの森について知らないことがいっぱいあり、日々子どもたちや先生方の新しい一面を発見しては、学ばせてもらうことばかりです。
さて、王先生のブログにもあった通り、毎週水曜に代表、副代表、木下先生、王先生、樋口の5名で1週間の振り返りを行っています。
前回の振り返りの時間、私は、普段と違って元気がない様子だったある生徒についてとりあげました。
その後の議論で話題になったのは、私がまだ知らなかったその子に関する情報でした。これまでのエピソードやその子の背景を確認し、インプットすることが中心の時間になりました。子どもたちの言葉や行動に現れている思いや考え、その背景などについてきちんと考え、議論し、向き合うことを今後も積み重ね、よりよい関わりにつなげていこうと改めて思いました。
こうやって改めて書き起こしてみると、毎回の振り返りを重ねることで、自分の子どもたちに対する見方が少しずつ、でも確実に変わっていることに気づかされます。
以前は、その場で起きた現象(子どもたちの様子、言葉、行動など)ばかりに意識が向き、その前後に起こったことまでは意識して考えることができていませんでした。しかし、毎週の振り返りを終えて再び関わってみると、振り返り前以上に、子どもたちの言葉や行動から感じ取れるものが増えているような感覚があります。普段の何気ない会話1つをとっても、ただの言葉のやり取りで終わるのではなく、記憶に強く刻み込まれ、その後しばらく残り続ける、といったことが増えてきました。
子どもたちもそうですが、私自身もまた、学びの森で考えることを通して変容し、成長し続けたいと思っています。
「学びの森のスタッフ最年少」のポジションはいつまで守られるのか(??)わかりませんが、子どもたちと年齢の近い存在としてできることを少しずつ探り続け、その過程をブログにもあげていきたいと思います。
これからどうぞよろしくお願いします。