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日誌

保護者の方も”参加者”

どうも、学びの森のキノシタです。

先日は保護者の方向けのイベントである「親の茶話会」が開かれました。

 

最初に僕から最近の生徒たちの様子や年間行事の計画をお伝えしましたが、やっぱり緊張しますねー。

僕が日々どんなことを考えながら生徒たちと関わり、学びの森という場をつくろうとしているか、それが日常の中で具体的な場面として出てくるんだと思うんです。

 

それをまたどんなふうに捉えて、どんな意味を見出しているのかを言葉にするのって、改めて難しいなと思いました。

しかもブログなら描き直せますが、話すのは一発勝負ですし…。

 

さて、茶話会の目的は、保護者の方同士の交流です。

子ども同士がよく遊んでいるのは聞くけど、どんなお母さん/お父さんなんだろう?

最近こんな悩みがあるけど、他の人はどうなんだろう?

 

そういったことを、安心して話し合える場を提供し、関係をつくっていただくことが目的です。

3つのグループに分かれて話し合ってもらったのですが、結構盛り上がっていたのではないでしょうか!?

初めて参加してくださった方も、コーヒーや紅茶を飲みながら(美味しいケーキも食べながら)、ゆったりとした時間を過ごせたなら嬉しいです。

 

そして、今回はもうひとつ大事な目的がありました。

それは「学びの森ってどういう場所なの?」を改めて言葉にしたものを共有すること。

 

 

HPの「コンセプト」のページに載っているこの図は、学びの森が目指す教育のあり方を5つのキーワードで表したものです。

先日、このキーワードをより詳しく説明した冊子ができあがったんです。

 

実はこの冊子ができるまで、約1年の時間がかかりました。

スタッフ間でああでもないこうでもないと話し合いを繰り返し、その話し合いをしている間に現場では色んなことが起こり、また話し合うべきテーマが出てきたり…。

できあがるまでこの連続で、頭がパンクしそうになりました。笑

 

その冊子をスタッフだけでなく、保護者の方にも共有したかったのには理由があります。

それは、保護者の方もこの学びの森の「参加者」であってほしいと思ったからです。

 

生徒たちにもついこの間、みんなは学びの森を一緒につくる「参加者」なんだという話をしました。

学びの森は、ここに関わる人たちみんなが主体として参加する場だと、僕は思っています。

 

そういう場をつくるためには、みんなが同じ(ような)方向を向いている必要があると思います。

学びの森はこんなことを目的に、こんな活動をするところなんやけど、みんなはどうしたい―?

 

みたいなやり取りを少しずつ積み重ねながら、同じ方向を向いて歩んでいけたら、それぞれに意味のある経験をつくれると思うんです。

この冊子はそれを実現するための第一歩というか、たたき台になるのかなぁと。

 

決して「正解」が書かれているわけではないし、この先も絶えず更新され続けます。

というか、更新し続けないとダメなものです。

 

この冊子が、学びの森自体のあり方が、そして学びの森に関わる一人ひとりが更新され続けるプロセスを一緒に歩んでいけたら、めちゃくちゃ面白そうじゃないですか?

そのために、まずはみんなで学びの森の「参加者」になる。

そんなことを代表が茶話会で話しているときに考えておりました。

 

色々と書きましたが、茶話会楽しんでいただけましたでしょうか?!

次回は夏のBBQ!

 

美味しいお肉とお酒で盛り上がりましょう!

是非みなさんご参加くださいねー!!

 

では、また~