協働する雰囲気
どうも、学びの森のキノシタです。
この前をもって<教養講座(サイエンス)>は最終回を迎えました。
フルーツ電池に始まり、クリップモーターや風力発電、ホログラムの作成に取り組みました。
回を重ねるごとに「協働する雰囲気」が醸成されたように思います。
最終回のテーマは「プログラミング×フルーツ電池」
どんな様子だったのかお伝えします。
プログラミングは前回と違って、Microbitの実機を使用しました。
プログラムの組み方を覚えているか、まずは復習から。
これがMicrobitでございます。かわいい。
みんな1週間空いたのに、プログラムの組み方をちゃんと覚えていました。
これ見て、ここ押したらこうなるねんで!
もう僕にはついていけない領域に達した生徒たち。
音楽も奏でちゃったり、やりたい放題ではありませんか。
もう肩慣らしは十分。ということでフルーツの登場です。
初回よりもフルーツの種類を増やして挑戦。
トマトやニンジンなど、野菜も使用しました。
これらを図のように、Microbitにつなぎます。
何でつなぐのかというと…。
手!!!!!
クリップをぶっさし、コードをつなぐところまでは同じだったんですが、最後に触れるのは自分の手。
これで本当にプログラム通り動くの…?
そう!動きませんでした!
原理としては、人間の身体は電気を通すので、動くはずなんですが…。
なんでや?こうしてみたらいいんちゃう?
みんなで意見を出し合いながら取り組んだのですが、フルーツ/野菜電池ではダメでした。
実験に失敗はつきもの。何度も試行錯誤することでしか発明はうまれません。
そういう現実も知る機会になったと思います。
お次は電池を通常のものに取り換え、Microbitに再度挑戦しました。
こんなプログラムにしたら面白いんちゃう?
アイデアを実現するために、自分で考えたり、誰かと一緒に考えたり、わかる人が教えたり…協働で取り組んでいました。
最後にみんなの謎であった「半導体」についての説明がありました。
みんな真剣に聞いて、うんうんと頷いています。
やっぱり今までの体験が残っているから、理解できるんでしょうね。
今回は人の話を聞くということも、少しできていたように思います。
生徒たちの感想はというと、「難しいけど面白い!」が圧倒的に多かったです。
「難しい」と試行錯誤して手と頭を動かすことや、人の話を聞いたり整理整頓しながら取り組むことで、原理・原則に近づく「面白い」が手に入る。
そういった思考と行動の技法に触れられた講座になりました。講師の湯川さん、ありがとうございました。
来年も湯川さんには関わっていただく予定です。
どんなテーマでやるのか、打ち合わせが楽しみです。
生徒からもリクエストも聞いてみよう。
では、また~