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日誌

眼差しの力

どうも、学びの森のキノシタです。

 

 

 

 

時が経つのは早いもので、もう年度末ですね。

 

 

 

 

僕は来年度に向けての準備やらなにやらで頭がパニックになりそうですが、いかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

 

今日は学びの森のスタッフから生徒に向けられる「眼差しの力」について考えたことをお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

これをお読みの保護者の方々には、スタッフを「自分自身」生徒を「わが子」に置き換えてお読みになってもらうと伝わりやすいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この写真は、今僕が割とよく座っている位置から見た教室の風景です。

 

 

 

 

中央

 

 

 

 

教室の中央に座った位置から教室を見るとこんな感じ。

 

 

 

 

中央

 

 

 

 

生徒がいないとかなり広く見えますね。というか、実際に広いです。

 

 

 

 

学びの森の教室は、学校の教室のように、何十組もの机を規則正しく並べていません。

 

 

 

 

形がバラバラな机をいろんな組み合わせで、ゆったりと並べています。

 

 

 

 

なぜなら僕たちは、教室は”教師が教えやすい” 空間ではなく、”学ぶ人が学びやすい” 空間であるべきだ、と考えているからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかしふと、この空間も生徒にとっては居心地が悪いときもあるかもしれないぞ…と思いました。

 

 

 

 

その原因は、先ほどの写真のようにスタッフがすべてを見渡せてしまうところにあります。

 

 

 

 

生徒はおそらく、スタッフが向ける眼差しをとても敏感にキャッチしています。

 

 

 

 

そして、その眼差しがどんなメッセージを発しているかを即座に考えて行動に移しているとすら思います。

 

 

 

 

授業中、ぼーっとしている生徒と目が合うと、ハッとして問題を解こうとしたり、

 

 

 

 

友達と折紙で盛り上がっていたのに、目を向けるとスーッと静かになったり…。

 

 

 

 

こちらが何も考えていなくても、生徒は眼差しから受け取るメッセージを内在化していくのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕の眼差しが生徒にそうさせてしまった(かも)と思ったときに、

 

 

 

 

しまった!!!別に授業中にぼーっとしててもいいし、勉強以外のことで盛り上がっててもいいではないか!!!

 

 

 

 

自分も授業中にマンガ読んだり、ゲームしたりしてたではないか!!!

 

 

 

 

と激しく後悔しましたが、時すでに遅し…。

 

 

 

 

自分の眼差しの力に、もっと意識的にならないといけないなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、学びの森の教室にももう少し「隠れられる場所」があればいいなと思いました。

 

 

 

 

スタッフの目が行き届かないところで、生徒が全力でぼーっとできたり、肩の力を抜くことができたり、

 

 

 

 

何かに熱中することができたりする場所って必要だと思いませんか?

 

 

 

 

また、そういった場所でしか築くことができない生徒同士の関係もあるんじゃないでしょうか?

 

 

 

 

学びの森が本当の意味で ”学ぶ人が学びやすい” 空間になっていくためにも、

 

 

 

 

眼差しの力と、教室という空間について考えていきたいと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何か久しぶりにこういう感じのブログを書いた気がします。長々と失礼しました。

 

 

 

 

明日はいよいよ<教養講座(芸術)>の内覧展に向けて作業スタートです!!!

 

 

 

 

どんな作品ができるのか、こうご期待です!!!

 

 

 

 

では、また~