AOAプロジェクト報告【その3】
こんばんは、学びの森のキノシタです。
長かった宿泊行事の報告も、今回で最終回になります!いや、してみせます!!
最後までお付き合いくださった方がいれば、それだけで僕は幸せです。
ではいってみましょう、2日目スタートです!!!
枕や布団が変わると全然寝付けない僕は、朝4時起床…。
二度寝をすることもできず、ケータイも電波がないため、暇を持て余していました。
おまけにまだ外は真っ暗ときたので、いつもより標高が高いし高地トレーニングや!と、わけのわからない自己暗示をかけながら筋トレをしました。
それでも起床時刻まで時間が有り余っていたので、散歩することに。
昨日の夜は文字通り「漆黒」だった道が朝日に照らされ、その姿を顕にしていました。
テキトーなところで折り返し、昨日「ネイチャーハイク」でみんなと歩いたところに行ってみることに。
すると、昨日見た光景とは全然違う景色が広がっていました。
木々や葉の色合い、土の柔らかさも違っていて、森って動く(生きてる)んだと感じました。
これは昨日みんなでやまびこを聞くために叫んだポイントです。興味がある方は見比べてみてください。
1時間くらい歩いてから宿舎に戻ると、女の子組がムラオカ先生と散歩に出発するところに出くわしました。
「お気をつけて~」と声をかけ、ロビーで時間を潰していると、男の子組も起きはじめました。
「寝れた?」と聞くと「うん」と眠そうな返事がかえってきました。
顔を洗ったり歯磨きをしたり、学びの森では見たこと無いそれぞれの「生活感」が見られて面白いなと思いました。
女の子組が帰ってきたので、みんなで朝ごはんへ。美味しい和食をいただきました。
布団をオリエンテーションで説明されたとおりにたたみ、利用したところの清掃をして、
自然の家のスタッフさんにお礼を伝え、記念写真を撮り、芸術散歩へ出発しました。
最初のスポットである「六甲オルゴールミュージアム」に行くと、講師の綿引恒平さんがすでに来ていました。
今回の芸術散歩は、綿引さんの<教養講座(芸術)>の出張講座でもあるので、はじめにその趣旨などを説明してもらいました。
あ、先に言っておきますが、ここからはダイジェストでお送りします。
それぞれの作品がどうだったか、僕の感想を書いても仕方がないので、生徒の感想をちょいちょい入れてお送りします!
ミュージアムの中にあるオルゴールや自動演奏機です。
中身どないなってんねん
QRコードを読み取ったら、実際の演奏が聴けるものも
最後の写真のオルゴールの生演奏を聞きました。
【生徒の感想】
・ヴァイオリンが勝手に傾いて音出んのすごいー!
・音楽のリズムがめちゃよかったー!なんか耳に残りますー!
オルゴールミュージアムの外の庭です。
池の中にも作品があったり
鳥小屋もオルゴールになっていたり
木彫りの鳥が鳴いたり
巨大な変なやつがいたり
そいつのお尻の穴を覗いたり
ハンモックで寝たりしました。
庭は思っていた以上に広くて、林の中にこんな作品も
縄で編んでる?
巨大な編んでるやつ
一部拡大
【生徒の感想】
・ハンモック初めてやったけどめちゃくちゃ気持ちよかった。でもこの場所にあるからあんなに気持ちいいんやと思う。アートや!!
・(編んでるやつ)触られへんの?!こんな遊べそうやのに?!詐欺や!!こんなんアートじゃない!!
次のスポットに行くまでにも作品が展示されてありました。
????
!!!!
【生徒の感想】
・(ヨコから見る前)これ鳥よけ?
・(ヨコから見た後)アートや!!!!
次のスポットは「六甲高山植物園」です。園内の花もきれいなところ。
布?
不気味なやつ…。これ綿引さんの知り合いの方の作品だとか…。
夜にライトアップされているところが見たかったー
鼻!?
【生徒の感想】
・(布を指差して)先生見てください。誰かの洗濯物干してますよ。
・(穴から出てきて)鼻くその気持ちがわかった…。
・綿引さんの友達大丈夫ですか?
ここまででも結構な距離を歩いてきたんですが、まだまだ歩きます。
生徒からのブーイングはひどかったですが、「ついたらお昼ご飯やから!」となだめてなんとか進みました。
やってきたのは「六甲山カンツリーハウス」です。
芝生の大きな丘があって、すごく気持ちよさそうなところ。
作品の写真はこれだけでした。
お昼のあと、せっかくの天気でこんな芝生がある!ということで…
転がる
転がる
まだ転がる
高校生以下の生徒たちはキャーキャー言いながら坂道を登ったり転がったり。
中には前転や後転をする子も出現。
僕や綿引さんも鬼ごっこに参加したり、めちゃくちゃのびのびと遊びました。
ここで遊んでいるとき、みんな本当にいい表情をしていました。
家に帰って遊ぶのは、ゲームが大半という子もこの中にはいます。
でもきっと、遊ぶのに道具はいらないんだと思います。
芝生の上でのんびりしてするのにも、転がりまわるのにも、走り回るのにも、道具はいりません。
それだけでめちゃくちゃ面白い!
生徒の顔を見ていると、普段の生活にある色々な「縛り」のようなものから解き放たれていた感じがしました。
遊び疲れてヘロヘロになりながらも、最後のスポットへ。
この芸術散歩のメイン「六甲枝垂れ」です。
と、その前に現れた顔たち
ドーム状のやつが「六甲枝垂れ」
ナイスタイミング!
枝垂れの中身(天井)
枝垂れの中身(地下)
【生徒の感想】
・風強いーーーー!!!!
・寒いーーーー!!!!
ここで集合写真を撮って、芸術散歩は終了。
次回からの講座では、そのアーカイブを作っていくので、詳しい感想などはまたそちらでご紹介したいと思います。
お土産を買って、綿引さんにお礼を伝えて、亀岡へ帰りました。
帰りの車内はゾンビがたくさん。
僕もウトウトしてしまいました。
今回の宿泊合宿を通じて、みんなの中には何が残ったんでしょうか?
帰ってきてからの生徒たちの様子を見ていると、確実に何かは変わっている気がします。
それを僕が総括すると何も面白くないので、これからたくさん話を聞いてみたいと思います。
目に見える変化と、目に見えない変化と。
初めての合宿、楽しませてもらいました!
では、また~