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日誌

学校へ通っている以上に・・・

知誠館に学ぶ中3生の学校の成績が出そろいました。
みんな自分たちの望んでいた以上の結果を出しており、志望校の推薦基準を十分に満たしてくれました。
中には、学校の授業を受けてないにも関わらず、オール4の評価までとってくる生徒もいました。


彼らは、もともと学習がよくできた生徒ではありませんでした。
学校へこれなくなった時は、すべてが八方ふさがりな状態で、生きる気力さえなかった状態だったのかもしれません。
そんな状態から生活のリズムを取り戻し、自信を取り戻し、仲間との関係を取り戻し始めた時、彼らの中に変容が生じていきます。
成績の変化は、そのことの一つの証にしかすぎません。
「不登校になって本当によかったです。不登校になってアウラさんに出会うことで、うちの子はこんな風に成長できたんだと思います・・・」
学校の面談の報告を私にしていただいたお母さんのコトバでした。
不登校という大きな壁にぶつかることで前へとすすめなくなった子どもたちやそのご家族のみなさん、そんなみなさんが、ただがむしゃらに前へと進んでいくことを私たちは望んでいません。
私たちは、みなさんのつまづきを大切な機会としてとらえ、そこから自分自身を大きく変えていくことができる新たな道を模索することが大切だと思っているのです。
せっかく不登校になったんだから
学校へ通う以上の人生をそこから歩みだせばいい
私はいつもそんな風に思っているのです。
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