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日誌

新しい学びをめざして

 知誠館では、「森の語り場」「森の出会い場」「南丹ラウンドテーブル」3つのセッション活動を行ってきましたが、今回新たに「森の学び場」を始めました。(詳しくはこちらをご覧ください)
 これは、教科以外の様々な分野について学んでいこうとする取り組みです。
 


2014年10月30日学び場
 ユリちゃんの報告にもあるように、まずは塾長が『14歳からの社会学』という本の冒頭部分を題材に、話のきっかけを作りました。
 ディスカッションが進むと、本に書いてあることだけでなく、どんどん話が発展していきます。
 私の心に残ったのは、「めんどくさい」についての話題です。
 ・自由になるには、多くの選択肢から自分で選ぶ力を身につけないといけない。だから「めんどくさい」ことをするのは必要だ。
 ・そうは言っても「めんどくさい」ものは「めんどくさい」。
 ・「めんどくさい」のは、その先にあるものが見えないから「めんどくさい」のか。
 ・たとえ目標が見えても「めんどくさい」からできない。
 こんな感じのやり取りがあったと思います。
 話だけ聞いていると、後ろ向きな印象を受けます。
 でも実際には、そう言ってる生徒自身が、まだ見えてこない将来に向けて「めんどくさい」学習に日々取り組んでいると思うのですが・・・
 「めんどくさい」ことへの向き合い方には、ブツブツ文句言いながらも前進するというのもあるかもしれません。