８月６日から知誠館が夏休みに入り、さっそく山へ行ってきました。
　予定は、前穂高、奥穂高、北穂高の散策コースだったのですが・・・


　途中までは景色も見えていたのですが、高度を上げるにつれ、雨は降り、視界は雲の中、風も強くなってきました。

　最初の目標の前穂高は、登っても何も見えそうにないので、登頂はパスしました。
　次の目標の奥穂高は、山小屋への通過点なので、登頂はしましたが、風が強くて景色も見えないので、さっさと山小屋へ向かい、翌日の天候回復に期待をかけました。
　２日目は、下界では晴れているはずなのに山上は雲の中、まあとにかく北穂高を目指して出発。
　そのうち、時々雲の切れ間が見えるようになり、こんな場面も！

　北穂高に着いたものの、やはり景色はほとんど見えず。
　他の登山者からの情報で、ふつうは混雑する槍ヶ岳方面へのルートが独り占め状態だったと聞き、じゃあ行ってみるかとちょっと寄り道。難ルートだけあって、こんなところもあります。矢印に沿って登った後右側へ回り込みます。落ちれば、当然谷底へ・・・
　
　しばらく岩場を散策して、北穂高へ戻ると、待望の下界の景色が！

　そして昨日は完全に雲の中だった前穂高（左）と奥穂高（右）が、てっぺん以外ほとんど姿を現していました。

　景色を楽しみながら下山していると、足が痙攣して動けなくなりグループから取り残された人から助けを求められ、とりあえず飲み水だけ渡してグループを追いかけてダッシュ、無事追いついて助けに向かってもらいました。
　思わぬアクシデントに逢ったあと、沢の山小屋でもう一泊。夕方は、山小屋のデッキから景色を堪能しました。

　３日目はまた雨が降ったりやんだり、まあ台風接近中なので仕方ないところか。
　沢を一周してお花畑を楽しんだ後、帰路へ向かいました。