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日誌

府教委の視察

京都府教育委員会から2名の指導主事の先生が視察に来られました。


府教委の事業は、今年で10年目に入ります。
思い返せば、知誠館もずいぶん長期にわたって取り組んできたものです。
関わり始めた当初は、民間施設と学校や教育委員会とのかかわりは皆無に等しい状態でした。
いくら、若者たちが自分を立て直しても、その取り組みを学校が評価する手立てがなかったのです。
その流れが変わり始めたのが、平成17年からでした。
府教委の連携事業がスタートし、それが平成20年には「フリースクール認定制度」へと発展していったのです。
そしてこのことによって、京都府ではフリースクールの認知度が上がり、学校や教育委員会との連携が充実し、たとえ学校へ通ってなくても評価実現が可能となり進路保障へとつながっていったのです。
しかし、なかなか厳しさを増す予算状況の中、この事業もきちんとした結果を求められるようになり、それなりの制度設計を見直す時期に来ているようです。
今日は、そんな話題が中心の視察事業でした。
頑張らないといけません。