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日誌

心に響いた言葉3~知誠館卒業式にて

知誠館の卒業式では、生徒だけではなく保護者の方もその思いを語ってくれました。


 「子どもが、学校に行けなくなってごめんな、と言うんです。何も悪いことはしてないのに。」ある親御さんが、そう言って涙ぐまれました。
 学校へ行けなくなると、生徒本人だけでなく親もつらい思いをする。自分自身つらい思いをしている生徒が、親のつらさを思って謝るのです。
 「でも、アウラへ行かせてくれてありがとう、と言われて救われました。」
 親子の間で、そんなドラマがあったんですね。
 知誠館の卒業式では、送る生徒、送られる生徒、そして保護者から、つらさを乗り越えてきた重みのある言葉が聞かれます。
 そして、その感動を共有した在校生たちも、きっと何か思うところがあっただろう。そんな余韻の残る卒業式でした。