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日誌

日常の中の非日常

こんにちは。

学びの森の王です。

 

どんどん暑くなってきましたね…汗

この季節で嫌なのは、なんといっても虫が多い、、、

家を出る前は虫除けスプレーをたくさんかけて対策しています…

 

それはさておき、小学生たちが参加する久保ゼミで、理科の実験が行われました!!!

このゼミの特徴はなんといっても、子どもが自分たちで実験計画を考え、実行に移すこと!

久保先生は説明やフォローにまわり、何をするのか、そのために用意すること等は子どもたち自身で考えていました。

 

今回行われた実験は、リトマス紙!!!

大人になって聞くと懐かしいと感じる単語ランキングに入りそうですね笑

 

実験内容としては、食塩、砂糖、クエン酸、重曹を水に溶かし、それぞれの水溶液を赤色リトマス紙、青色リトマス紙につけ、色が変わるのかを試すというものでした。

 

このような実験のとき、子どもたちは個別学習とはまた違った顔を見せたりします。

普段あまり自分から話さない生徒も、久保先生の「これはどうなるかな?」という質問に、元気に反応したり…

「私これやる」「じゃあ僕これやる」というように、自然に役割分担ができていたり…

「誰かピンセット貸して」と自主的に援助要請ができていたり…

「え、じゃあ水につけたら何色に変わるんやろ」と、普段あまり疑問を発さない生徒が疑問を口にしたり…

 

このような違った顔を見せてくれると、スタッフとしても「こんな一面があるんだ!」という新たな発見につながります。

 

そこで、なぜこういう実験の場面ではいつもと違う顔が見られるのかについて考えてみました。

いつもと違う顔が見られる場面としては、やはり課外活動等のイベントで学びの森の外に出た時が挙げられます。

お花見、BBQ、合宿等々ですね。

そのようなイベントは、子どもたちから、あるいはスタッフからみると、学びの森での非日常だと思います。

逆に毎日学びの森に来て、個別学習やゼミ、運動をするのは日常ですね。

その一方で、今回のゼミでの実験の場面は、日常の活動の中にあっても、いつもと違うことをしているという点で、非日常的なのかなと感じました。

このような非日常性から子どもは刺激を与えられ、いつもと違う顔をのぞかせるのかもしれません。

 

スタッフとしても、子どもとしても、この非日常は面白いものになっていると思います。

じゃあ、そのような非日常的なちょっとした活動を増やしたらよいのか…

といえばそうでもないような気はします。

非日常が当たり前になると、それは日常になってしまうからです。

いつもと違うことがいつもあると、それはいつも通り。

そうなると、新しい発見は得られなくなるんじゃないかという気がします。

 

普段過ごしている日常があって、その中で非日常性があるからこそ、子どもの色々な側面が見られるのではないのかなと思います。

 

そんなことを考えさせられる、子どもたちの実験の場面でした!

写真もぜひご覧ください!