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日誌

社会科ゼミ、スタート!

学びの森の久保です。

2月も半分が過ぎました。『1月は行く、2月は逃げる、3月は去る』という言葉があるように新しい年になって月日が早く過ぎていきます。気が付けば4月なんてことになりそうですが、一年のしめくくりに向けて一日一日を大切に過ごしたいです。

 

ところで、1月末から小学校3・4年生を対象に、社会科学習の一つとして、亀岡市内をめぐるフィールドワークに出かけています。

この学習のテーマは、「亀岡ってどんなところ?」→「亀岡の魅力(良さ)を探ろう。」

 

キーワードは『わくわく』です。

市内の公共施設や観光地などを見学し、亀岡を知ることと土地の様子や使われ方、交通などたくさんのことに気づいてほしいと思っています。

 

第1回目は、亀岡市文化資料館に行ってきました。

普段学びの森へ行き来するときには前を通っている子どもたちですが、中に入ったのは初めてだったようです。

亀岡の歴史に関する展示物や資料、写真がたくさんありました。

その中でも、昔の道具に関心が高まり、説明をしっかりと聞く姿が見られました。

 

 

また、実際に触ることもできました。

『これ、見たことある。でも、どうやって使うの?』とか『ここにあるものは、どうやって集めたの?』などなど、職員さんに尋ねていました。

特に、今はほとんど見ることのない黒電話には興味津々でした。

持つと重かったり、ダイヤルを回すのに苦労したりと見ていても楽しかったです。

とにかく学びの森から飛び出した時間だったので、テンションも高く、次はいつ、どこに行くのかとても楽しみにしている様子でした。

 

第2回目は、亀岡市役所に行きました。

あいにくの雨模様だったので、残念ながら展望台に上がることはできませんでした。

最上階の室内からではありましたが、市役所の周りには警察署や消防署があること、市役所の南側と北側では町の様子がちがうということを見つけていました。

私が『どうして、市役所の周りに警察署や消防署があるの?』と問うと、『何かあった時など、協力しやすいんじゃない』、『市役所の周りにあったほうが便利だ』という答えが返ってきました。

 

今回の一番の盛り上がりは、市議会議場の中に入れたこと。そして、議長席や議員席に座れたことです。

本来なら入れないところ、そして座ることすらできないところに気分も最高潮になりました。

 

 

 

さらにマイクに向かってしゃべると議場全体に自分の声が響き渡り、びっくり。

職員の方がマイクのスイッチを入れてくれたようで、テンションもさらにアップしました。マイクにむかってうれしそうに話す子や恥ずかしそうに話す子など色々でしたがとても貴重な体験ができました。(今いる場所(議場)が何を話し合うところかを理解するのは難しかったようですが。)

 

そして、今週は3回目として亀岡運動公園に行きました。

限られた時間だったので、全てをゆっくりと見て回ることはできませんでしたが、一番みんながノリノリだったのが、ロープウエイや滑り台、アスレチックのような遊具で体を動かすことでした。

 

 

 

その日は春のような温かい天気だったので、上着を脱いで走り回っていました。

その中で、みんなで、池にいる大きなコイを追いかけたり滑り台を滑ったりする姿が見られ、学びの森で過ごす様子とは違って、『みんなで活動している』と感じることができました。

 

 

このフィールドワークを通して、みんなは何を感じ何を考えるのでしょうか。

ただ、「楽しかった。」、「おもしろかった。」だけで終わるのではなく、それぞれが何かに気づいてくれたらと思っています。

まずは、気づくことからスタートし、次の展開を楽しみにしていきたいです。

そして、来週から始まる『ハルマチ』への活動にもつながることを期待しています。

さあ、次のフィールドワークは、どこに行きましょうか?