『学びの森 大運動会2023』 無事、終了!
こんにちは、久保です。
11月に入り、街路樹の木々も色鮮やかな姿に一段と変わってきました。ただ、この時期としては異常な暑さの日もあり体調を整えにくくなっています。
来週には寒くなるとの予報も出ています。体調を崩さないように、十分気をつけて下さい。
さて、先月の30日南つつじヶ丘小学校の運動場で『学びの森 大運動会2023』を開催し、無事に終えることができました。
当日は天候にも恵まれ、子ども達も「綱引き」、「玉入れ」、「いろいろリレー」の3種目に汗を流しました。
保護者の方々にもたくさん来ていただき、一緒に体を動かすことができました。先々月中高生が行った縁日を受けて、今回の運動会は、小学生が企画・準備・運営を行うという形でした。
自分たちが中心となって活動することで、貴重な学びにつながればと考えました。
自分たちももちろん楽しむけれど、中高生にも楽しんでもらうこと、体を動かすことで日ごろの運動不足の解消にもつながるようにと取り組みました。
当日を迎えるまでに、運動の時間を活用して、話し合いをしました。
初めは、なかなか自分ごととして考えることができず、運動がしたくてたまらない様子でしたが、回を重ねるごとに、また自分の役割がはっきりするにしたがって、意欲的に取り組む姿が見られるようになり、頼もしく感じました。
特に、段ボールをつなげて、キャタピラをつくる時や参加賞のお菓子を袋に詰める時にみんなで声を掛け合って作業する姿はとても微笑ましかったです。
少しずつですが、みんなで取り組むことの楽しさを感じていたのかなと思いました。
そして、当日は午前中からそれぞれの種目の準備を済ませ、本番を迎えました。
A君の司会・進行によりスタートしどの種目も盛り上がりました。
特に「いろいろリレー」では、やる種目によって順位が入れ替わるなど最後までドキドキはらはらの展開となりました。
運動会を終えた子どもたちは、疲れた様子でしたが、やり遂げたという満足した表情も多くありました。
後日行った振り返りの中では、「不安や緊張はあったけれど、楽しかった。」「やって良かった。」という声が多くありました。
また、「もう少し工夫すればよかった。」とか、「時間的にもう1種目ぐらいできるのかな。」といった意見もあり、次にむけてしっかりと考えていることに感心し、とてもうれしい気持ちになりました。
私自身学校現場にいたときには、中心となって運動会を進めた経験もあります。
小学校の運動会では、教師側で大まかな内容を決め、全体で確認して子どもたちと取り組み始めることが多いです。
今回の「学びの森」での運動会は、初めの段階から子どもが主体となって取り組むことができるという発見と子どもを信じて任せればできるということに気づくことができました。
失敗しても、その失敗を次に繋げればいいんだとも考えることができました。
今回の取組が、有意義なものになったと同時に、次につながる一歩になったのではと思いました。
小学生のみなさん、当日までの話し合い、準備。そして当日の運営・後片づけまで本当によく頑張りました。
今回、経験した学びを次につなげてほしいです。
本当にお疲れさまでした。
協力してくれた中高生、そして保護者の皆様、ありがとうございました。