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日誌

夏合宿2023@国立若狭青少年自然の家~その2~

どうも、学びの森のキノシタです。

やはり合宿になるとお伝えしたいことがいっぱいで、ブログをふたつに分けざるを得ないですね…。

長くて読みづらくなってしまうことをご了承ください。

 

さて、では2日目の様子を見ていきましょう!

朝は6時に起床、の予定だったんですが、みんな5時ぐらいには起きてきてもぞもぞし始めました。

僕も5時過ぎには目が覚めたので、起きている子たちと日の出を見にいくことに。

 

 

日の出は山の方角からだったので、見事に全く見えませんでした。

その代わり、朝日が空と海を染めるのをのんびり眺めながら、ぷらぷら散歩をすることができました。

海風特有の湿った感じはなく、心地よい風を受けながらの散歩はめちゃくちゃ気持ちが良かったです。

 

部屋に戻ると、ほとんどの子が起きていました。

よっぽど早く動き回りたいのでしょうか?中には早々と布団をたたみ、今日の活動の準備を始めている子もいて、なんだか見ているこっちもワクワクしました。

 

トビーではその日に利用している団体の顔合わせも兼ねた「朝のつどい」という行事があり、僕たちもそこに参加することになっていました。

旗をあげたり、団体の紹介をしたり、ラジオ体操をしたり、子どもにとっては正直つまらない時間だったかもしれません。

 

 

 

でもこんな風に、自分たちのやりたいことをやりたいようにするのではなく、他の人/施設の枠組みの中で行動しなければならない経験も大事なことだと思います。

学びの森という柔軟な枠組みでも、よりかっちりとした枠組みでも、自分らしく生きることができるか?

この夏合宿では、こうしたことを学ぶ機会になっているのかなぁ、とラジオ体操をしながら思った次第です。

 

朝のつどいも終わり、朝食までの時間に清掃をおこないました。

これも先ほどと同様、”トビーの”やり方でしっかり取り組みます。

 

 

 

スタッフがあまり声をかけなくても、自分たちでやり方を見ながら清掃をしていたのは素直にすごいなと思いました。

みんなやればできるんですね。なんで普段からやらんねん。笑

 

清掃点検も無事終わり、朝食へGO!

昨日あれだけカレーを食べたのに、なんでこうお腹が空くのか…?

納豆を4パックほおばる猛者も出現。

 

 

 

 

今日もしっかりエネルギーを摂取し、いざシーカヤック!!

前日と比べて天気が良く、日差しもきついしめちゃくちゃ暑かったです。

 

そんな中インストラクターの方からは、命に関わる活動でもあるのでたくさん注意事項がありました。

ライフジャケットの着用方法、オールの持ち方、回し方、シーカヤックの乗り方、進め方、曲がり方、やったらダメなこと、入っちゃいけないところ・・・。

 

 

 

 

それでもみんな、文句ひとつ言わずちゃんと聞くことができていて、小学生たちの成長を感じました。

ゼミでお互いの意見を聴く経験などが、ここに活かされているのかもしれません。

 

説明もしっかり聞いたし、2人組のバディで出航!!

 

 

 

「たぶんあんまり濡れないと思うけど、濡れても大丈夫な服装で」と書いてあったのは何だったのか?

乗るとき余裕で海の中に足入れるし、漕いだらめっちゃしぶき上がるし、ふつうにびっしょびしょなんですけど…。

 

でもそれ以上に気持ち良い!!

泳ぐのとはまた違った爽快感があります!!

「いっち、に!いっち、に!」「えい!おー!えい!おー!」それぞれ声を掛け合いながら漕ぐのも楽しかったです!!

 

 

 

 

波風に流されながらも、みんな必死でインストラクターについていってました。

出発した浜がどんどんが遠ざかり、ポイントに到着したときには全然見えなくなっていました。

ポイントに到着してからは、でっかい岩から飛び込んだり、磯観察をしたり、泳いだりと思い思いに過ごしました。

※↓飛び込み組の動画はぜひインスタで!ビビりながら飛び込む様子が見られます!

 

 

帰りは行きよりも、それぞれのバディの呼吸があっているのも、この活動の面白さのひとつかもしれません。

波に煽られて危険区域に入りかけたときは焦りましたが、みんな無事帰ってくることができました。

ただ泳ぐ・遊ぶだけじゃない肉体的なしんどさはありましたが、その分達成感もひとしおだったのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

片付けをしてシャワーを浴びて、昼食を食べました。

これが最後の食事です。

僕はある目的のためにサラダだけで済ませたのですが、みんなは悔いの残らないよう、思いっきりおかわりしまくっていました。

 

さぁ、いよいよトビーともお別れです。

スタッフの方に挨拶をして、いざ亀岡へ帰還すべし!

……ってこの階段あんの忘れてたー!!!

 

 

最後の試練…。

塗れた水着と思い出の分、来たときよりも重い荷物を持って、ハァハァ言いながら頑張って登る生徒たち。

エレベーターないのぉ?!バスここまで迎えにきてー!

と嘆いていた子もいましたが、ちゃんと自分の力で上り切っていました。

 

帰りのバスはみんな爆睡。

ではなく、やはり一部元気なやつらは生き残り、まだまだ遊ぶ。

僕ももう歳いったんですね…こういう課外活動の帰り道で初めて寝てしまいました。

 

お土産タイムでは、みんな「絶対美味しいものを買って帰るんだ!」と目が血走っていて、面白かったです。

家族やきょうだいのことを思い浮かべながら買ったお土産はどんな味だったのでしょうか?

一方僕はというと、そんな生徒たちを横目に、お目当てのお寿司をいただいておりました。←だから昼はサラダのみ

若狭湾の海の幸!最高!!

 

そんなことをしたからでしょうか?

バスが亀岡に近づくにつれ、急激に天気が悪くなってきて、どす黒い雲が立ち込めてきたのです…。

案の定、大粒の雨が降ってくるのにそう時間はかかりませんでした。

 

最後の休憩ポイントは、道の駅「味夢の里」。

僕がここのソフトクリームが美味しかったと言ったばっかりに、ある生徒は「どんだけ雨降っててもソフトクリーム買いに行く!」と譲らず。

仕方なく僕も一緒にずぶ濡れになりながらソフトクリームを買いにいくはめになりました。

そう、一人だけ寿司を食べようとした神様が、僕に罰をお当たえになったのです。深く反省。

 

まぁそんなこともありながら、バスは無事亀岡駅に到着!

亀谷先生もお迎えに来てくれて、みんな大喜び。

最後は学びの森らしく?一本締めで終了しました!

 

長かったようで短かった2日間。

生徒たち一人ひとりの成長を感じられたと同時に、こういう経験の必要性を改めて感じました。

保護者の方も、今日アルバムをお送りしますので、また色々お話してみてくださいね。

では、また~