アニメーションの素
どうも、学びの森のキノシタです。
今日はアリスさんの講座の様子をお伝えします。
まずは前回みんなで作ったアニメーションを観ました。
それぞれ3枚ずつ担当した作画が実際に動いているのを観て、みんな少し誇らしげな様子。
「じゃあ次は音を付けたバージョンも観てみよっか」
アリスさんがそういって、アニメーションを流しました。
チッチッチッチッチッチッチ…。
時計の音が入ると、さっきより速く動いているように観えます。
アップテンポの音楽だと、なんだか楽し気な感じが伝わってきます。
たった3秒間のアニメーションでも、BGMによってこれほど受ける印象って変わるのかと驚きました。
その流れで、アリスさんがこんな動画を紹介してくれました。
これがまた面白い!!
みんな食い入るように見ていました。
アナログで何度も何度も音のパターンを撮り、それを重ねていく作業はもちろん、そのキャラクターや世界観に合った音をイメージして創り出すところに感動を覚えました。
こういう人がたくさん、ひとつの作品に関わってることを知ると、普段何気なくやっているゲームも全然違って見えるようになると思います。
さて、次はいよいよ今回の本題!
アニメーションの素となる動画撮影です!!
動画のモチーフは自由、天気も最高。
ということで、いざ公園へ。
どうする?何がいいかなぁ?
アリスさんからモチーフについて色々なキーワードはもらったものの、なかなかイメージができません。
でもとりあえず、よくわからんけど撮ってみる。
するとあら不思議、アイデアがどんどん湧いてきます。
ゴムボールぎゅっ、バットぐるぐる、ブランコびゅんびゅん、てくてく足元、ひらひらちょうちょ
バウンドボール、地面お絵描き、滑り台サーッ、水ばしゃばしゃ、階段ジャンプ
などなど、その瞬間面白いと思ったものをたくさん撮影しました。
教室に帰って、それぞれ一つずつお気に入りの動画を選びました。
これらが今後、どんなアニメーションになるのかは、本当に自分たち次第。
画材ひとつとっても、クレヨンと色鉛筆では伝わるイメージが違います。
そうそう、撮影中にアリスさんが面白いことを言っていました。
―作画するときに、全部を描きうつさなくてもいいよ。帽子だけ、靴だけでもきっと面白い。
その手があったか――――!!!
目から鱗が出まくりました。
映っている通りに作画しなくてもいい、今日見た景色の通りに色を付けなくてもいい。
今日撮影したものは、その意味で本当に「アニメーションの素」なんだと思います。
どんな表現で、何を伝えたいか?(←たぶんココが一番大事!)
これからゆっくりじっくり考えていきたいと思います。
さて、最後にGWのお知らせです。
学びの森は明日4/29~5/7までお休みします。※5/1,2もお休みです
みんな思いっきり遊び倒してください!
では、また~