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日誌

中高生の活動タイム

こんにちは、亀谷です。

先週の木曜日、小学生が運動で外に出ている時間に、

中高生は、中高生だけの活動タイムをスタートしました。

何をする時間かといいますと、

目的の一つは、気軽に話ができる場作りです。

せっかくここにこうして中高生が集っているのだから、

中高生ならではのことができたらいいなと思い、

スタートしてみることにしたのですが、

去年の末に、ある生徒から「中学生同士で雑談できる時間を作ってほしい」という

声があがったので、実はその意味が大きいです。

話題やテーマはなんでもOK。

普段あまり話さなかったり、自分は気になっているけど、いきなり話題にしにくいテーマなどを

雑談のように自由に意見交換する時間にできないかな、と思っています。

 

そして、初回のテーマは私の提案で「探究」について話し合いました。

「なぜ学びの森は<探究>の時間を設けているのか」、

前提として、「正解があるわけではない」ということを伝え、

それぞれ考えてもらい、意見を出してもらいました。

「将来のため」と答えてくれた生徒がいたので、「なんでそう思ったん?」と問いかけてみたり。

「将来役に立つ、という確証がなかったら、探究じゃないんだろうか」など、

一緒に考えてみました。

中には、「勉強をしなくてもいい時間」と答えた生徒もいました。

「そしたら探究は遊ぶ時間?」「遊ぶことも探究?」

「いや、でもただただ適当に時間をつぶすための時間にしたのでは、時間がもったいないかも」

といった点も考えてもらえたと思います。

「探究とは?」という問いに対して、

ほとんどの人が「自分の興味を深める時間」と答えてくれたのですが、

ある高校生の生徒が、こんな考えを共有してくれました。

 

「自分の興味を深めていく中で、

問いを立てて、自分なりに答えを出して、

それをまた周りに表現して伝えていくことで、

自分も成長していくし、周りの人にも伝えることで、

その人たちにも考える機会を持ってもらうことができる」

 

ほぉ~!すでにこれだけのことを考えているのか!頼もしい!

他の生徒も、「すごい~」という表情で聞いていたので、

今後この考えが具体的にどういうことなのか、みんなで深めていきたいと思いました。

桜井先生にも伝えると、「これで学びの森の<探究>の意味が、

学びの森以外にも一般化されたのではないか」と言われたので、なるほどです!

 

さて、今後の中高生活動タイムでは、

さまざまなことを生徒たちと考えながら取り組んでいこうと思っています。

次回は、次の課外活動である「日吉BBQ」に向けて動いていこうと考えています。

年間行事で一番人気の「日吉BBQ」、中高生にも準備の段階から関わってもらい、

より一層楽しいものにできたらいいなと思います。

学びの森を一緒に創っていける活動の一部になれば、と思って

盛り上げていきたいと思いますので、

よろしくお願いします~(^^)/☆