身体を使って表現する
こんにちは、亀谷です。
最近朝晩が涼しくなってきたな、と思えばまた夏日で蒸し暑くなり、、
そしてまた今日涼しくなり、、と
体がついていきません(;゚Д゚)
季節の変わり目は体調を崩しやすかったりしますので、
皆様もお気を付けくださいね~
先週、柳さんの「教養講座<身体>第2回目」がありました。
今回は、コミュニティセンターで伸び伸びと全身で暴れまわることができ、
生徒たちもかなり開放的なモードで臨みました。
柳さん、「今日はこんなことをするよ~」とか特に何も言わずに、
センターに到着したらもう講座が自然と始まっていました。
暴れまわるみんなに「まずは、テンションゼロ~」と言って、体のスイッチをオフに。
そしてそこから「テンション5」まで1段階ずつギアを上げ、テンションMAX!と思いきや、
「はいじゃぁ、テンション6はまた今度ね~」って、「えー!まだもう一段階アップするんか~!!!」と
さらに盛り上がっていました。
ある生徒がこう振り返ります。
「いつもの自分て、テンションどんな感じで、テンション上がってるときがどのレベルで、とか
意識したこともなかったけど、自分の普段のテンションがどんなもんなんかなーって思った。」
ひとつ自分を客観的に見ることができたりして、自分の一番心地いいテンションや、
ラクなモードがどんな感じかを意識する、ひとつ視野が広がった感じがします。
次は全員でひとつの円になって、隣りの人に「バトン」ではなく「拍手」を渡したり、
声で「あ」を回していきました。自分に回ってきたら、次の人につなぐ、
パスされるときも、パスするときも、必ず相手の目を見てパスする、というルールで、
色んな拍手や「あ」が見られて楽しかったです。
この中で、普段の雰囲気と違ったところが見え始めました。
それぞれの「演じる」というスイッチが入ったというか、
恥ずかしさや、照れを越えて、また笑いを誘おうと、
それぞれの表現を見せてくれました。
それから、床を手で叩いて、雨の音を表現しました。
全員が一斉に思いっきり叩けば「大雨」、
間をあけて、優しく叩くと「小雨」、など、
みんなで雨を表現して、今度はその雨の中を歩く人を
何人かが演じてくれました。
柳さん「このみんなの円の中が道路、で、ここがバス停でーす」
雨の中を歩く人「(普通にトコトコ歩いています)」
雨(みんな)「タン、、、、タン、、タン、、、、」
雨の中を歩く人「(雨に気づき、空を見て少し早足に)」
雨(みんな)「(急に)タンタンタンダンダンダダダダダダダ~」
柳さん「大雨、ゲリラ豪雨や~」
雨の中を歩く人は大急ぎでバス停の下へ、傘をさすしぐさをする人もいました。
そしてこの大雨、バス停に入るとやむのに、バス停から出るとまた大雨、という
いけずな雨だったりして、みんな大うけしてました。
そのほか、「学びの森」の「まなび」という文字を、
全身を使って表現しました。
このときは、柳さんがまた心地いい音楽を流してくれて、
リズムに合わせて、まるでダンスしているようでした。
柳さん「「ま」って全身で書いたらどんな動きになる~?」
生徒「こうやってみたらどうかな」
柳さん「ほなそれみんなに教えて~。みんなこの動き一緒にやってみよ~」
といった感じで、一文字ずつを3人が提案してくれたあと、
3文字をつなげてリズムに合わせました。
全身を使ってリズムに合わせ、「ポイント」を決めて決めポーズ、
みんな人のことを意識する余裕はなく、自分の動きに
フォーカスしていたと思います。
中には、やっぱり恥ずかしい、自分の殻を破り切れない、という人も
いたとか思いますが、十分伸び伸びと、その空気を楽しんでいたように感じました。
他にも、スローモーションおにごっこ、種から芽が出て花が咲く表現など、
盛りだくさんの1時間半でした。
けっこうみんな、考えて体を動かしていたし、汗もかきました。
とっても良い時間となりました。
終わってから、生徒たちが書いてくれた感想も様々。
「自然の雨の音が好きなので、雨を表現するのが一番楽しかった」
「ぜんぶ楽しかった」
「柳さんが流してくれてた音楽の、ラップでなんて言ってるか気になって、
そっちも興味が湧いた」
「スローモーション鬼ごっこが楽しかった」
など、心に残るポイントも十人十色。
みんなそれぞれの楽しみ方を持っています。
柳さんも、いろんな仕掛けをお持ちで、言葉かけひとつ、
見せ方ひとつ、さすが「役者」ですね~、魅せてくれはります。
それにみんな引き込まれ、気が付いたら自分も「演じる」という
世界を見ているような。
今回感じたのは、
自分がこう思うからこれでいい!こうしたいからこうする!というのもとても大切で、
自分のやりたいように表現することは、みんな自由だし、いつもそうありたいと願っています。
ですが、この世界の人間が、みな常に「自分はこう思う、やりたいようにやる!」だったら、
ハチャメチャになってしまう。
それぞれの「自分はこう思う、やりたいようにやる!」を保証しながら、
他の人のことも認める、そして一緒に同じ社会を生きる、ためにはどうすればいいのか、
この柳さんの講座に、たくさんのヒントが隠されている気がしました。
そして、毎日ここ「学びの森」においても、たくさんのヒントが隠されているなぁ、と。
この部分については、自分も考えをもっともっと深めていきたいと思います。
そしてそして、
身体とか心が発信しているサインを、
自分自身が一番に、的確にキャッチすることも大事、だということを、
私もこの季節の変わり目に、身をもって感じております((+_+))
自分自身が体調の変化や気持ちの波などに気が付いて、
ガタっと調子を崩さないようバランスを取ること、これが大きなテーマです。。
次回の教養講座<身体>は、来週の「牛松山登山」です。
この日もとても楽しみにしております~(^^♪
みんな元気に登頂できますように☆