春のプチ遠足
どうも、学びの森のキノシタです。
昨日はみんなでプチ遠足に行ってきました。
行先は「京都府立図書館」と「京都市立動物園」!
ではさっそくどんな様子だったかお伝えしたいと思います。
学びの森には色んな区域から生徒が通っています。
まぁ実際には大阪や滋賀など、もっと遠いところから通っている生徒もいるのですが、大きく分けると「亀岡近辺」と「京都市内」のふたつ。
なので、集合場所・時間も分けていくことに。
いつもより少し朝早く集まったのですが、無事みんな集合することができました。
僕が集合場所に着くと、すでに数名の生徒が集まっていました。
その中に、最近学びの森に入った生徒の姿が。
緊張してそうだなぁと思いながら、「緊張してる?」と尋ねるとコクリと頷いていました。
その子にとっては初めての行事への参加で、色んなことが不安なんだろうなぁと思いつつ、今日のプチ遠足を通して少しでも生徒同士のつながりができて、不安なこともぴょーんと乗り越えられたらいいなぁと思いました。
まずは図書館へ向かったのですが、その道中の陽気なこと~!
小学生はいつも以上にハイテンション。そんな楽しいんかと思うと、こちらもテンションが上がります。
図書館に着いてスタッフの皆さんに挨拶をすませ、すぐに選書をしました。
今在籍している生徒も本を読むのが好きな子が多いので、めちゃくちゃ助かっています。
初めて来た子も、何回も図書館に来ている子も、真剣に本を探していました。
手に取って少し読み始めると、手が止まらなくなったりしている姿を見ると、改めて本や世界観、作者との出会いって大事なんだと気づかされます。
参加人数が多かったこともあり、短時間で100冊を選び終えました。
ここからは二手に分かれての行動です。
初めて図書館に来た人は、スタッフの人に案内をしてもらい図書館の裏側へ!
プレミアム会員(2回以上図書館の裏側を案内してもらった人)は一足先に動物園へ!
僕はウルトラプレミアム会員なので、今回は動物園へ。
図書館の裏側については、過去のブログをご参照ください。
ブログ:「府立図書館へ行ってきました」
生徒は「よっしゃー!動物園ーー!!こっちこっちーーー!!!」と再びテンション爆上がり。
一方僕は、動物園なんて小学生ぶりやし、動物に対してそれほど興味もないし、正直「動物園かぁ…」とテンション低めでした。
でも一歩園内に足を踏み入れると…。
動物園めっっっちゃおもろい!!!!!
動物園の関係者の皆様、大変申し訳ありませんでした。
動物の皆様にも、深くお詫び申し上げます。
動物を改めてまじまじと観察することもそうなんですが、生徒の反応を見るのがめちゃくちゃ面白かったです。
そんな「初めて見た!」っていう反応する?!って言いたくなるほど、みんな目を輝かせていたのが印象的でした。
でもよく考えれば、僕にとっても生徒たちにとっても、その瞬間瞬間は「初めて」のことだらけ。
「今、この瞬間を生きる」という言葉って、たくさん使われすぎていて、もうその言葉だけでは実感が伴わないような気もするけど、生徒たちの反応を見ているとその言葉の本当の意味が伝わってくるように感じました。
図書館の裏側ツアーを終えた生徒たちと合流して、ひとまず腹ごしらえ。
昨日は暑かったので、少し長めに休憩を取りました。
体力が回復したところで、後半戦スタート!!
班に分かれて動物園を見て回りました。
こっち向いてー!って言っても寝てるオオヤマネコ
全然自分より手大きいゴリラ
シマウマの衝撃放尿シーン
などなど…。みんなヘトヘトになるまで動物園を堪能していました。
楽しかった?と聞くまでもなく、楽しかったー!という表情の生徒たち。
集合場所で緊張していたあの子も、すっかり輪の中に溶け込んでいました。
帰り道、付き添いの先生と振り返りをしていて、面白かったことがあります。
ある生徒が「今日は○○さんに自分から話しかけてみようと思う」と言ってきたという話を聞きました。
そんな風に、自分なりにこのプチ遠足の意味を見出そうとしてくれていることが僕には感動的でした。
この他にも、小学生たちを束ねて引っ張ってくれた子や、いろんな生徒の間に入ってつなぎ役をしてくれた子の話も出てきました。
みんな頼もしいし、ありがたい存在だなぁとつくづく思います。
そんな彼、彼女らの中に、今回のプチ遠足はどんな経験として残ったのでしょうか。
明日の<振り返り>が楽しみです。
では、また~