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日誌

受験に向けて

どうも、学びの森のキノシタです。

中3生の様子を見ていると、いよいよ入試本番が近いなぁと感じました。

 

ある生徒は、作文の課題を持ってきて添削を受けています。

国語担当の先生は、この道40年以上のプロ。

そもそも、文章を「書く」ということはどういうことか?というところから指導が始まります。

 

今回のテーマは「高校生に制服は必要か?」。

生徒が書いてきた文章をもとに、本当に書きたいことは何なのか、対話をしながら引き出していました。

受験に合格するための書くテクニックはもちろんですが、それ以上に対話の中でテーマが広がったり深まったりしていく感じがありました。

 

ただ書いて終わり、ではなく、書いたものから考える。

この大事なプロセスを一緒に歩いている感じが伝わりました。

 

また、ある生徒は志望校の去年の過去問に挑戦。

時間をきっちりはかって、本番さながらの状況で取り組みます。

 

いつもは1階で、色んな学年の生徒がいる中で学習しているんですが、この時期は受験生のみ別教室の使用を許可しています。

ピンと張りつめた空気の中で問題を解く練習や、より集中して学習に取り組んでもらえるようにとの配慮です。

 

過去問をやってみた感想を聞くと、国語はいけるけど英語が微妙とのこと。

さっそく英語担当の先生に質問をしていました。

 

入試によく出る熟語をもう一度確認したほうが良いかもね。

長文の読解はどんな風にしてるの?

自分のできるところと苦手なところとを洗い出すような作業をしていました。

 

各教科の解説が終わると、次はいつまでに過去問をやってくるか、計画を練ります。

自分の時間割や、復習に必要な時間、今の体調、などなど…。

それらをひっくるめて、どんなペースでこなしていくのが良いかを一緒に考えます。

 

こうした中3生の姿を、1,2年生も見ています。

もしかすると、未来の自分を重ねて色々と考えるきっかけになっているかもしれません。

 

ヨコのつながりだけでなく、こうしたタテのつながりも大事。

特に自分の将来を考え始める中学生にとっては特にそう思います。

 

受験に向けて、はもちろん、この場にいる人にとって何か意味のある空気をつくっていきたいですね。

みんながんばれー。

では、また~