新年度が始まりました
どうも、学びの森のキノシタです。
新年度が始まり、1週間が経ちました。
卒業生の席が空いているのを見ると少し寂しいですが、
教室を吹き抜ける風は新鮮で、新しい何かを運んできてくれているようでもあります。
さて、今年度の学びの森は今までよりもっと、次の3点を意識しようと思っています。
①ここは学習者が主体の場であること
②ここに関わる人全員が、自分で考えて判断・行動し、省察すること
③そのための対話、余裕をつくりだすこと
これらをどんな活動やカリキュラムに具体化するのか、試行錯誤していきたいです。
1週間が経った今日、生徒たちとじっくり話をする<振り返り>の時間を設けました。
そこで出てきた彼、彼女たちの声を紹介します。
【小学生】
・いろんな種類のゼミが増えて嬉しい。
・自分の好き/嫌いなものを話し合うゼミが楽しかった。
・時間割が自分で決められるのが良い。
・<運動>の時間が2回に増えて嬉しい。
・季節の変わり目に体調を崩しやすいけど、今年はまだ大丈夫。ちょっと身体が強くなったかも。
・席の配置など、教室の雰囲気は居心地が良い。
【中学生】
・中学生になったばかりで、まだ勉強に慣れてないけど、ここでの学び方は自分に合っていると思う。
・何か「ものづくり」がしてみたい。
・花粉がつらい…。
・中3になって英語が難しくなってきたから、単語を頑張りたい。数学は中2の復習をしようと思う。
・卒業生がいないので、雰囲気が少し変わった(居心地は良い)。
・漢検、英検、数検を受験しようと考えている。
・学習面は満足している。不安なところは自分なりにYouTubeなどで学習を補っている。
・一つひとつ「理解している」感覚を持ちながら学習を進められている。
・進路について具体的な情報を集める必要がある。自分は朝が弱いので、その点も考慮しないと…。
【高校生】
・この1週間は少し疲れたが、まずまずやれている。
・ゲームをしなくなった分、学習に取り組むようになった。
・文系の科目は自分に合っていると思う。勉強していて楽しいと思えるようになった。
・高校の課題に取り組むために、ここに来る回数を徐々に増やそうと思う。
・昨年と雰囲気が変わった感じはしない。
・アルバイトの経験はしておきたかったので、面接を受けて今連絡を待っているところ。
などなど、この他にもたくさんの話が出てきました。
割と今の学びの森に対してはポジティブな印象を持っているみたいですね。
それぞれ目標ややりたいこともあるみたいですし、これから楽しみです。
このように、<振り返り>ではいろんなやり取りをします。
学習・生活面のサポートという目的もありますが、それは副産物だと僕は思っています。
一番の目的は生徒たちと ”対話をする/その関係をつくること” です。
今年も<振り返り>を重ねながら、一緒に学びの森をつくっていけるといいなと思います。
では、また~