春を見つけに
どうも、学びの森のキノシタです。
もうすっかり春ですね!…と言ってたら夕方寒かったり、、、。
なんなんだこの気候は…と思う今日この頃。
1コマ目の授業中、小学生たちの様子がいつもと違っていました。
みんなめちゃくちゃ眠そう!!!
あくびをしたり、目をこすったり、うつらうつら…。
なんかめっちゃ眠そうやな!と話しかけると
夜しか「自分の時間」がないと言う子や、夜になるとやる気が出てきて寝付けない子、朝気持ち良すぎて寝てしまう子など理由はさまざま。
昔の中国の詩に、「春眠暁を覚えず」っちゅうのがありましてー、、と小話をしながら
やっぱり「春」の陽気はいいなぁと盛り上がりました。
生徒の一人が、「こんなに天気がいいなら、外で身体動かしたい」と言うので
じゃあ散歩いくか!(前にもこんなんあった)ということに。
カメラを持って、それぞれの「春」を探しに行きました。
外に出ると、本当に気持ちの良い陽気に包まれました。
さぁ、いったいどこに「春」を見つけられるか、散歩スタートです。
普段何気なく歩いている道も、何かを意識して歩くと見えてくるものが違ってきます。
ある生徒が、あ!あれ「春」っぽい!
すかさずカメラを渡し、写真に残してもらいます。
なんで春なん?と聞いても、だいたいみんな「なんとなく」と答えるんですが、
写真で振り返ると、その「なんとなく」がなんとなくわかる気がします。
途中、公園で「いろおに」をして走り回ったり、階段を誰が一番速く登り切れるか勝負したり、
この家の雰囲気が好き/嫌いを言い合ったり、表札の名前をただただ繰り返したり、寄り道をたくさんしながら散歩を楽しみました。
散歩をしていると、いつもより話が弾む気がします。
なんでか考えてみた結果、ひとつ思い当たることがありました。
それは、目線を「合わせない」ということ。
見ているものは共有するけど、目線は「合わせない」。
面と向かってだと無意識に気構えて言えないことも、ポロっと言っちゃうみたいな目線が大事なのかもしれません。
春の陽気と、一緒に歩くということも相まって、みんないつもよりおしゃべりになっていました。
最近子どもとの会話が減ったかも…。とお悩み中の親御さん、散歩、おすすめですよ!
花粉症にだけ気をつけて散歩に出かけてみてください。(僕は散歩が終わった瞬間から鼻と目がもげそうでした)
さて、生徒たちが見つけた「春」はどんなものだったのでしょうか?
写真を載せておくので、いろいろ想像してみてください。
では、また~