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日誌

初めての展示

どうも、学びの森のキノシタです。

 

 

 

 

前回のブログで少しお伝えしましたように、現在学びの森は

 

 

 

 

みずのき美術館の「なんたうん」という企画に参加させてもらっています。

 

 

 

どのような形で参加するのか、いろいろと話し合ってきましたが、今回は生徒の作品を(僕のもちゃっかり)「展示」してきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作品を本格的に美術館で展示するのは、人生で初めての経験でした。

 

 

 

 

正直なめておりました。ちょちょいのちょいだろうと・・・。

 

 

 

 

でも一緒に展示を考えてくれた柳さん(プロ)が本気モードだったので、背筋が伸びました。

 

 

 

 

柳さんからは、「これはどんな作品ですか?この作品ってどうやってできたんですか?誰がどんな気持ちでつくったんですか?」など、たくさんの質問が投げかけられました。

 

 

 

 

展示するって「作品だけ」を展示するわけじゃないんですね。

 

 

 

 

作品が持っている物語や、関係性、込められた想いなんかも含めて展示するものなんだというのを初めて知りました。

 

 

 

 

その上で、それらがどうやったら来た人に伝わるか、を考えないといけません。

 

 

 

 

どんな大きさの台に置くのか?触れるようにする/しない?光の当て方は?光の色は?・・・

 

 

 

 

細かいところまで考え抜きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえばこんなエピソードもあったぁ、こんな風に作品のことを(生徒が)語ってたなぁ、〇〇くんっぽさや学びの森っぽさはどうやったら伝わるかなぁ・・・

 

 

 

 

柳さんとああでもないこうでもないと話し合いながら、試行錯誤は続きます。

 

 

 

 

キャプションの大きさ、作者名、作品名、それを置く位置まで、こだわり抜きます。

 

 

 

 

そしてついに!!!ついに展示が完成しました!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

できあがって、人がこの空間に入っていったときは感無量でした。

 

 

 

 

こんなにも心が震えるものだとは思っておらず、自分でもびっくりしました。

 

 

 

 

<教養講座(芸術)>という講座でできあがってきたいろんな物語や関係性がひとつの形になり、

 

 

 

 

それを一緒につくってきた人たちと共有できたことが嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日、生徒にこのことを報告すると、作品をつくった子から反応がありました。

 

 

 

 

前のプチ遠足には参加できませんでしたが、自分の作品がどうなったのかは気にしてくれていたみたいです。

 

 

 

 

そういう「気にしてくれてる」のも、ひとつの参加の仕方かなとほっこりした気持ちになっていましたが、

 

 

 

 

なんと次の日、ご家族と一緒に展示を見に行ってくれたんです!!!

 

 

 

 

感想を聞いたら、「恥ずかしいけど、嬉しかった。いい感じで展示されてた。」と言っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は展示のプロセスを生徒と一緒に共有できなかったですが

 

 

 

 

次回はこのプロセスをぜひ共有できる機会をつくりたいと思います。

 

 

 

 

今回の展示にご協力してくれた皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

 

この展示は今週末まで見に行くことができますので、ぜひ興味のある方は見に行ってくださいね~

 

 

 

 

では、また~