小学生もゼミを
こんばんは、学びの森のキノシタです。
代表が小学生を集めて、何やら面白そうなことをしていたので、今日はその様子をご報告したいと思います。
一人一台PCを持たされ、ゼミ室に集められた小学生たち。
机の上には怪しげな道具が準備されていました。
代表がその中からひとつを取り出し、「コレなにかわかる人?」と尋ねると、
ビーカー!!!!
と男の子が答えました。
そう、代表は小学生を集めて<理科の実験>をしようとしていたのでした。
実験の内容は
「水を熱する」
ただそれだけです。
でも熱し始める前に、まずは実験器具の名前や使い方、片付け方などを確認しました。
難しい言葉の意味はPCを利用して調べたり、なんか最先端っぽい…。
というか、みんな慣れてますね。ローマ字入力ができなくても、フリック入力でなんとかしちゃう世代って感じです。
また、小学生って学年が1年違うだけでも全然持っている知識や経験の量が違うところが面白いなと思いました。
先程の「ビーカー」にしても、4年生の子は知らなかったけど5年生の子は知っていたり、
アルコールランプに火をつけるにしても、まず「ライター」を使うのが初めてだったり、「チャッカマン」なら使ったことがあったり…
とまぁ、とにかくこんなにもバラバラなのか!という新鮮な驚きがありました。
そんなバラバラな小学生たちの実験がスタート!
アルコールランプに火をつけて
ビーカーに入れた水を熱していきます
今回は30秒ごとに温度を測定し
エクセルにデータを入力していくことになりました
温度計を読む人、ホワイトボードに記録を書く人、それをエクセルに打ち込む人など、役割分担ができていきます。
温度計を読み間違えると「どっちやねん!」とツッコミが入ったり、一緒に作業をする中で自然とヨコのつながりも作られていくのは面白かったです。
生徒からは
全然温度上がらへんやん!なんでやねん!
なんかポコポコ泡出てきた~!
湯気いっぱい出てきてる!蒸発ってやつか!?
など、それぞれの角度から「!」と「?」が飛び出していました。
なにか答えを出すのではなく、とりあえず自分の手を動かしてみることや、目の前で起こっていることを見ることってやっぱり大事なんだと思います。
生徒の反応を見ていると、この実験で起きたいろんなことを身体に吸収している感じがしました。
代表によれば、今後もたまに<実験>のプチゼミを開講するとのことでした。
次はどんな実験をするのか、楽しみですね。
では、また~