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日誌

「空間」や「つながり」の編集

小学校からの友達が関わっているプロジェクトがあります。

それは、大阪は「中津駅」周辺にある長屋の再生。

僕はこの長屋のオープンイベントに関わらせてもらうことになったのですが、今日はその友達と話をしたときに考えたことをブログに書きたいと思います。

 

 

 

 

少し長くなりますが、まずはその長屋の説明を引用したいと思います。

 

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キタの北ナガヤ(”キタナガ”と呼んで下さい)は、建物再生活動をするBatonshipを中心とした各分野のスペシャリスト達によって、”中津らしさを引き出す再生”をテーマに再生された、路地庭を共有する店舗と宿、12戸からなる複合ナガヤです。

 

キタナガがある中津は、日本を代表する繁華街、大阪梅田(通称”キタ”)から北へ1駅、歩いても10分の距離にあります。

中津は超高層タワーマンションやオフィスビルの谷間に、時が止まったような古くて小さな木造家屋や、車も通れない細い路地が多く残る、新旧混在な町です。

 

大阪にしては緑が多くて静かで、どことなくシャイな感じの町でありながら、ここにしかない、店主のコダワリが詰まったお店が広い範囲に点在し、なんとなくヒップな感じがする町だと思います。

 

そんな町の、築年不詳の木造の8軒長屋を、耐震補強、屋根の、防音、断熱と、丁寧に改修しました。

キタナガに訪れるすべての人(と猫)のサードプレイスに、世界中の旅人の滞在地になればと思っておりますので、どうぞよろしくお願いします。

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僕も実際に足を運び、町並みや長屋の中を見せてもらいました。

梅田の高層ビル群と、中津の小さく低い住居が密集している様のコントラストが、なんとも言えないいい雰囲気を醸し出しています。

部屋の中は、それぞれのコンセプトによって違いがあり、古い木造や土壁などはそのままに、新しい素材が随所に使われていて、こだわりが感じられました。

 

 

 

 

 

テナントには美術品を常時展示しているところがあったり、こだわりの煎茶が味わえるところがあったり、指圧が受けられるところがあったり、フィギュアをつくるところがあったり、「一日店長」と称して自分が作ったものを売ることができるところがあったり、企画したことを実現できるコミュニティ・スペースがあったり…。

本当に多様な人たちがこの場所にやってきて、交わり、去っていく様子が想像できる場所でした。

 

 

 

 

 

オープンイベントでの僕の担当は、このキタナガを今後どんな風に使っていきたいか意見を集める場をつくることです。

地元の人、旅人、アーティスト、新しく何かを始めたいと思っている人、色んな人が来てキタナガの今後をあれこれ考える。

もちろん、そこにはこのキタナガの活動に関わっている僕の友達も含まれます。

 

 

 

 

 

友達と話していて、この人のしていることって、とても広い意味での編集作業なのかなと思いました。

つまり、参加した人でキタナガという「空間」やそこでの人と人との「つながり」を編集する作業だと思ったんです。

学びの森の生徒たちとともに「編集する」について色々考えてきたからそんな風に思ったのかもしれませんが、僕はこの友達がやっていることにとても興味を持ちました。

 

 

 

 

 

学びの森の活動のひとつになっている「フィールドワーク」や「出前授業」も、こうした「空間」や「つながり」を編集しているんかなぁ?とか。

自分や学びの森の生徒たちがこれから生きていく中で、どんな「つながり」を編集するんやろう?とか。

学びの森も「空間」を大事にしてたなぁ、どんな風に編集しようとしたんやろう?とか。

色んなことを考えさせられる時間でした。

 

 

 

 

 

そんなキタナガのオープンイベントは6月16日(土)!

どんな人がどれくらい来るのかわかりませんが、楽しいイベントになりそうです。

もしよければ、みなさんもご参加ください。生徒たちにもアナウンスしよーっと。

 

【※イベントの詳細はこちらのリンクから】

①Facebookページ→https://www.facebook.com/kitanokitanagaya/

②イベントの申込ページ→https://www.facebook.com/events/163270521182808/?ti=icl