2018年度、スタート!
みなさまこんにちは、学びの森のタナカです。
学びの森フリースクール・ハイスクールでは、今週4月2日(月)より、2018年度の学習が始まりました。
年間予定表も更新!
新年度はどうしてもバタバタしてしまい、日誌の更新も遅くなってしまいました。
そんな中でも着々とスタートする、それぞれの学習。
中学生の国語の桜井ゼミの時間では、谷川俊太郎さんの「春に」という詩を読むことから始まりました。
「この気もちはなんだろう」から始まる、あの有名な詩。
「春」=❝haru❞という音からどんな印象を受けるかをそれぞれに聞いてみると、「広がる感じ」「あたたかい感じ」「やわらかい感じ」などが返ってきました。
こうして「春」の持つ❝haru❞という音から受けとる印象を確認してから、詩の本文を読んでいった我々。
「あしたとあさってが一度にくるといい」ってどういうこと?
「よろこびだ しかしかなしみでもある」って反対の言葉が一緒に使われてるのはなぜ?
「心のダムにせきとめられ」の「心のダム」ってなに?
「目に見えないエネルギーの流れが/大地からあしのうらを伝わって」って、はだしなの?
など、たくさんの「?」が出てきました。
この「?」を考える中で、せっかく同じ「春」という季節にいるのに、教室の中でただ「春」についての「?」を考えているだけではもったいない!ということで、みんなで「春」を感じる瞬間を探しに外へと飛び出しました。
上の2枚は、私タナカが「春」を感じた瞬間。
次週は、それぞれが「春」を感じた瞬間を切り取った写真を用い、「春」についてプレゼンを行う予定です。
それぞれの「春」について感じ、考えた経験を経て読む「春に」は、どんな「春に」になるのか?どんな新しい「?」を感じるのか、はたまた「!」を感じたりもするのか…。
今後の時間にこうご期待です。
それではみなさま、本年度もよろしくお願いいたします。