MENU

日誌

生徒からの報告 「楽しかった」と思える力

 

こんにちは、学びの森のタナカです。

 

 

今日は暑いですね~。

 

 

日中仕事をしている間は冷房の効いた室内にずっといるので外の気温を感じることはあまりないのですが、自転車をこぎ夏期講習にやってくる探究スクールの生徒たちの額をつたう汗に、外の暑さを思う日々でした。

 

 

 

 

 

8月の終わり、ハイスクールの生徒たちの多くは連携している通信制高校のテストがあるのですが、そのうち何人かは本日学びの森に勉強しにきていました。

 

 

そのうちひとりは、先週一緒に東京の大学を見学に行った生徒。

 

(参考記事:「学びの森の夏休み ご報告 ~大学見学 in 東京~」)

 

 

 

 

 

 

実は東京の大学見学のあとひとり関東に残り、進学先で学びたいと考えているとある分野のワークショップに3日間参加してきた彼女。

 

 

 

その感想を尋ねたら、「めっちゃ楽しかった!」と大きな笑顔でひとこと。

 

 

 

 

 

どんなことをして、ほかにどんな人がいて、どんなことを感じて、どんなふうに過ごしたのか。

 

 

話を聞いていると、同じ領域に興味のある、まったく違う地域に住む同年代の参加者たちと濃密な時間を過ごしたようで、「3日間、秒で終わった」と表現していました。

 

 

表情も、夏休み前に比べ少し力強くなったような。

 

 

 

 

 

 

 

大学見学から始まった、のべ7日間の東京滞在。

 

 

私自身が大学に入って、はたまた学生じゃなくなって知った、実はこんなにも窮屈じゃない世界、今自分がいるところ以外の世界の広さを生徒と一緒に見たくて声をかけたこの旅、「楽しかった」「おもしろかった」「一瞬で終わった」という言葉で形容してくれて、心底ホッとしました。

 

 

 

 

 

そして、そこでの経験を「楽しい」「おもしろい」と受け取れる彼女の心のセンサーの元気さ、強さに頼もしさを感じました。

 

 

 

 

 

だって、全く見ず知らずの同年代の人たちと3日間朝から夕方まで共に過ごし共同作業をするって、なかなかにストレスフルですし、「疲れた」という感想が真っ先に出てきてもおかしくなさそうじゃないですか。

 

 

なのに、「めっちゃ楽しかった」という言葉が真っ先に出てくるということは、そこでたっぷり「楽しい」を見つけられたということ。

 

 

そう思える経験がこの夏彼女の中に蓄積されて、何よりそれを報告してくれる顔が元気で、よかったなと。

 

 

 

 

 

 

夏休みが終わるひとあしお先に、嬉しい報告を聞けてこちらも嬉しくなったタナカでした。

 

 

 

 

 

さて、日曜日で学びの森フリースクール・ハイスクールの夏休みも終了、月曜日からは通常通りの学習が始まります。

 

 

ここでもいつもの教室の様子がまたお伝えできるようになるので、またのぞきにきてください!

 

 

 

 

 

それではよい週末を~!