第4回出会い場 9月15日小林さん「パン作りにこだわり続けるのは、お客さんとの約束」
「出会い場」がありました。
「出会い場」とは、「こだわりの大人たちと若者たち」の出会いの場です。生徒たちが、こだわりを持って仕事をする大人のライフストーリーを聞いたり、様々な仕事について知ることで、自身のキャリアについての考えを深める場です。
今回の様子を簡単にご紹介します。
■講師：天然酵母パンgrim（グリム） 代表
小林和正さん
■参加者：１7名（生徒9名・一般4名・塾長・小牧・田中・小林）
■前半 小林さんの話（14：30～）********************************************
小林さん 小さい時、家業の関係でしば漬けをつけていた。
学生時代に天然酵母のパン屋さんで、パン種の香りがしば漬けの香りに似ていた。
そこから惹きこまれたのがきっかけです。
ライ麦から取り出した酵母は、
乳酸発酵によって、原料の中にあるうまみ成分を引き出すことができます。
だから、調味料を使わなくても、おいしいパンができるんです。
酸味のあるパンは、初めは受け入れられるまでには時間がかかりましたけどね。
塩は海水からとれたもの、砂糖は白糖でも黒糖でもない赤糖、油は太白ごま油。
ひとつこだわりだすと、すべてにこだわりが。
■質問会 ******************************************************
一般Ａ 私の大好きな”からあげくん（というパン）”は何でなくなったのですか。
小林さん その質問は、いまでも多いんですよ。（笑）
中身のから揚げを作っていた方がやめられたのでやめました。
一般Ｂ 私は、”ミルクフランス”が大好きなんですが、他の店との違いは何でしょう？
小林さん スクラッチ製法【こねてから発酵して焼き上げまでをストレートに行う方法】ですね。
一般Ｃ パン作りは仕事であり趣味でもありますか？
小林さん 趣味と仕事の線引きがなかなか難しいです。
自分が作ったものが、お客さんに受け入れられて、喜んでもらえることが喜びになっている。
堂々とちゃんとしたものを提供することは、【お客様との約束】です。
私は若い頃に2度、自分を導いてくれる大人と出会いました。
1人は、学生時代のバイト先の社長です。
売り上げに貢献したこともあり、社長が気に入ってくださり、
大学在学中に、お店を持たせてもらいました。
調子よく稼いだ後、いろいろあって、
「これではよくない。。」と思い自己資金だけを残してリセットしました。
そして、京都市内でパン屋を始めました。
その後、おいしい水を求めて亀岡でパン屋を始めました。
小林さん 父がいつも言っていました。
「人生の岐路に立って、迷いがあったときは
楽の道と茨の道があれば茨の道を選べ。
厳しい道を選んで失敗しても、得るものは多い。」
私は、そのようにしてきました。
一般Ｄ 小林さんが思う”成功””満足”って思えるゴールはありますか？
小林さん ゴールは見えないので、”満足”はないです。
ビジネス展開の面では、過去に店舗を増やしたことがありますが、
【自分で納得するものだけをお客様に提供する】ためには、多店舗展開は厳しいです。
生徒Ｅ カレーパンの中のカレーはレトルトですか？
小林さん 自家製ですよ。
生徒Ｆ モチベーションの保ち方は？
小林さん 次の日にお客さんが「グリムのパンを食べたい」
と思ってきてくれはることを考えれば、
それはお客さんとの約束ですからね。
■感想 *********************************************************
生徒Ａ 知らないこだわりがたくさん聞けて、楽しかったです。
生徒Ｂ 心に響くお話とおいしいパンをありがとうございました。
パンの中にお漬物が入ったパンを食べれておいしかったです。
（注※パンの中にお漬物は入っていませんでした。）
生徒Ｃ パンチ力のあるパン！！ですね。
生徒Ｄ 今まで食べたパンの中で、一番おいしかったです！
生徒Ｅ おいしいフランスパンを食べに行きます！！
グリムさんの近所でよかったです。
生徒Ｆ 無添加はうれしい！！
生徒Ｇ 小林さんの雰囲気と笑顔がとても素敵です！！！
仕事をされている時間が長い分、家族との時間が減るかもしれないですが、
子どもは親が忙しいのを理解して、親が子どもを思っている分、子どもも親のことを思っています。
■最後に小林さんから一言 **********************************************
私は若い頃に2度、自分を導いてくれる大人と出会ったといいましたが、
若いうちは、自分一人では判断できないことがあります。
そんなときに、自分を導いてくれるような大人がみつかればいいなと思います。
「出会い場」とは、「こだわりの大人たちと若者たち」の出会いの場です。生徒たちが、こだわりを持って仕事をする大人のライフストーリーを聞いたり、様々な仕事について知ることで、自身のキャリアについての考えを深める場です。
今回の様子を簡単にご紹介します。
■講師：天然酵母パンgrim（グリム） 代表
小林和正さん
■参加者：１7名（生徒9名・一般4名・塾長・小牧・田中・小林）
■前半 小林さんの話（14：30～）********************************************
小林さん 小さい時、家業の関係でしば漬けをつけていた。
学生時代に天然酵母のパン屋さんで、パン種の香りがしば漬けの香りに似ていた。
そこから惹きこまれたのがきっかけです。
ライ麦から取り出した酵母は、
乳酸発酵によって、原料の中にあるうまみ成分を引き出すことができます。
だから、調味料を使わなくても、おいしいパンができるんです。
酸味のあるパンは、初めは受け入れられるまでには時間がかかりましたけどね。
塩は海水からとれたもの、砂糖は白糖でも黒糖でもない赤糖、油は太白ごま油。
ひとつこだわりだすと、すべてにこだわりが。
■質問会 ******************************************************
一般Ａ 私の大好きな”からあげくん（というパン）”は何でなくなったのですか。
小林さん その質問は、いまでも多いんですよ。（笑）
中身のから揚げを作っていた方がやめられたのでやめました。
一般Ｂ 私は、”ミルクフランス”が大好きなんですが、他の店との違いは何でしょう？
小林さん スクラッチ製法【こねてから発酵して焼き上げまでをストレートに行う方法】ですね。
一般Ｃ パン作りは仕事であり趣味でもありますか？
小林さん 趣味と仕事の線引きがなかなか難しいです。
自分が作ったものが、お客さんに受け入れられて、喜んでもらえることが喜びになっている。
堂々とちゃんとしたものを提供することは、【お客様との約束】です。
私は若い頃に2度、自分を導いてくれる大人と出会いました。
1人は、学生時代のバイト先の社長です。
売り上げに貢献したこともあり、社長が気に入ってくださり、
大学在学中に、お店を持たせてもらいました。
調子よく稼いだ後、いろいろあって、
「これではよくない。。」と思い自己資金だけを残してリセットしました。
そして、京都市内でパン屋を始めました。
その後、おいしい水を求めて亀岡でパン屋を始めました。
小林さん 父がいつも言っていました。
「人生の岐路に立って、迷いがあったときは
楽の道と茨の道があれば茨の道を選べ。
厳しい道を選んで失敗しても、得るものは多い。」
私は、そのようにしてきました。
一般Ｄ 小林さんが思う”成功””満足”って思えるゴールはありますか？
小林さん ゴールは見えないので、”満足”はないです。
ビジネス展開の面では、過去に店舗を増やしたことがありますが、
【自分で納得するものだけをお客様に提供する】ためには、多店舗展開は厳しいです。
生徒Ｅ カレーパンの中のカレーはレトルトですか？
小林さん 自家製ですよ。
生徒Ｆ モチベーションの保ち方は？
小林さん 次の日にお客さんが「グリムのパンを食べたい」
と思ってきてくれはることを考えれば、
それはお客さんとの約束ですからね。
■感想 *********************************************************
生徒Ａ 知らないこだわりがたくさん聞けて、楽しかったです。
生徒Ｂ 心に響くお話とおいしいパンをありがとうございました。
パンの中にお漬物が入ったパンを食べれておいしかったです。
（注※パンの中にお漬物は入っていませんでした。）
生徒Ｃ パンチ力のあるパン！！ですね。
生徒Ｄ 今まで食べたパンの中で、一番おいしかったです！
生徒Ｅ おいしいフランスパンを食べに行きます！！
グリムさんの近所でよかったです。
生徒Ｆ 無添加はうれしい！！
生徒Ｇ 小林さんの雰囲気と笑顔がとても素敵です！！！
仕事をされている時間が長い分、家族との時間が減るかもしれないですが、
子どもは親が忙しいのを理解して、親が子どもを思っている分、子どもも親のことを思っています。
■最後に小林さんから一言 **********************************************
私は若い頃に2度、自分を導いてくれる大人と出会ったといいましたが、
若いうちは、自分一人では判断できないことがあります。
そんなときに、自分を導いてくれるような大人がみつかればいいなと思います。
