第7回12月18日出会い場 稲村さん
「出会い場」では、こだわりを持って仕事をする大人のライフストーリーを聞くことで、自身のキャリアについて考える場です。
今回は、インタビュー形式で行いました。
その様子を簡単にご紹介します。
■講師:
Tomokoクッキングルーム 稲村智子さん
■参加者:15名(一般・生徒10名・塾長・小牧・村岡・小林)
■稲村さんのお話*************************************
私は小さい頃は、おっとりしていました。
何をしても辛気臭い。
暗記が苦手で一夜漬けはできないです。
「呑み込みが遅い」と言われていました。
ひとつ覚えて応用することはできた。
勉強は嫌いではない。
そんな子でした。
高校では、
周りは勉強がよく出来る人ばかりで、勉強についていけなかった。
部活のために高校に通っていたという感じです。
運動がよくできる訳ではないが、運動部に入っていました。
アタックナンバーワンが流行り、バレーボールが人気だった時代に、
ソフトボール部に入りました。
体が弱かったので、親に心配されながら。
大学は、「食物科」にでした。
「被服科」に行きたかったのですが。。
今となっては良かったですね。
お菓子との出会いは、10歳の頃。
年上のいとこがメリー南さんという先生にお菓子作りを習っていたのです。
いとこが習ってきたものを、いとこに教えてもらいながら一緒に作って楽しみました。
メリー南さんが教室で教室をされることになり、その教室に私も通うことになりました。
メリー南さんは、とにかく華やか。ぱっと華やか。
白髪で小柄で高齢だけど、バイタリティ溢れる方。
派手ということではなく、先生が一人おられると周りがぱっと明るくなる。
お菓子作りに関しては厳しかった。
とても勉強になりました。
私が憧れる本当に素敵な女性です。
メリー南さんのレッスンに行くのは、
お菓子作りのためという以上に、先生に会いに行くという感じでした。
お菓子作りを人に伝えようか考えていた際には、
“未熟なうちに人に教えることで、自分のものになるのよ”
と背中を押していただいたこともありました。
そして、教室を開いてから25年になります。
40歳過ぎた頃に、
家族の協力のもと、フランスに製菓の研修ツアーに行きました。
一人でのツアーも飛行機も初めてでした。
参加者には14~15年の経験を積んだパティシエも数人いました。
毎月自分の好きなようにお菓子を作れる”教室”の良さも改めて実感しました。
フランスで教わった先生に驚きました。
分量や材料にレシピとは違う変更がたくさん!
その方は、
“昨日はこれでいいと思ったが、これを足せばもっと美味しくなると今ひらめいた。”
と言いました。
それから、レシピに忠実すぎた自分に気がつき、
“自分の作りたいものを作ればいいんだ”
と思いました。
ヨーロッパから帰って
さらに勉強したいと思い、資格をとりました。
その後、さらに勉強したいと思い、
月1回東京で行われる講習に参加するようになった。
行く先々で、いろんなお菓子を食べ、
“おいしい”と感じれば再現する。
“いまいち”と感じればアレンジする。
“ホームメイドやからええ加減なもんになる。
でも、ホームメイドやからより自分の好きなものを作れる。”
そう思っています。
■質問会********************************************
生徒A お菓子作りで苦手な工程はありますか?
稲村さん 今は、デコレーションですね。(笑)
以前は、”サバラン”というお菓子でした。
子どもの頃、一回失敗したのでなかなか挑戦できなかった。
大人になって、やってみると成功した。
シュークリームでも、一度失敗するとそこでやめてしまいがちです。
何回も何回も挑戦できる人は少ないようです。
が、何でも挑戦したいと思っています。
生徒B こんな人は教え難いなと思う人は?
稲村さん 説明を聞かない方ですね。(笑)
生徒C 稲村さんにとって”お菓子作り”とは何ですか?
稲村さん 生きがい。
というと大層な感じがしますが。。
好きなことだから頑張れる。
お菓子作りがあるから、他の事も頑張れる。
しんどいけど、ストレス解消になっていると思います。
■生徒の感想*********************************************
生徒A ひとりでフランスに行くってすごい!
生徒B バターの有塩と無塩の違いって何だろう。
生徒C 好きなことを仕事にできるってすごい!
生徒D 畑仕事もやりたいって。。パワフル。
生徒E 普段聞かない話が聞けました。
生徒F 自分がやりたいと思う仕事につくのがいいなと思いました。
塾長 稲村さんは、華やかでエネルギッシュ。
稲村さんが憧れとおっしゃる南先生のような感じがします。
自分で引き受け苦労しながら、自分の色を付けられてきた事が素晴らしい。
今回は、インタビュー形式で行いました。
その様子を簡単にご紹介します。
■講師:
Tomokoクッキングルーム 稲村智子さん
■参加者:15名(一般・生徒10名・塾長・小牧・村岡・小林)
■稲村さんのお話*************************************
私は小さい頃は、おっとりしていました。
何をしても辛気臭い。
暗記が苦手で一夜漬けはできないです。
「呑み込みが遅い」と言われていました。
ひとつ覚えて応用することはできた。
勉強は嫌いではない。
そんな子でした。
高校では、
周りは勉強がよく出来る人ばかりで、勉強についていけなかった。
部活のために高校に通っていたという感じです。
運動がよくできる訳ではないが、運動部に入っていました。
アタックナンバーワンが流行り、バレーボールが人気だった時代に、
ソフトボール部に入りました。
体が弱かったので、親に心配されながら。
大学は、「食物科」にでした。
「被服科」に行きたかったのですが。。
今となっては良かったですね。
お菓子との出会いは、10歳の頃。
年上のいとこがメリー南さんという先生にお菓子作りを習っていたのです。
いとこが習ってきたものを、いとこに教えてもらいながら一緒に作って楽しみました。
メリー南さんが教室で教室をされることになり、その教室に私も通うことになりました。
メリー南さんは、とにかく華やか。ぱっと華やか。
白髪で小柄で高齢だけど、バイタリティ溢れる方。
派手ということではなく、先生が一人おられると周りがぱっと明るくなる。
お菓子作りに関しては厳しかった。
とても勉強になりました。
私が憧れる本当に素敵な女性です。
メリー南さんのレッスンに行くのは、
お菓子作りのためという以上に、先生に会いに行くという感じでした。
お菓子作りを人に伝えようか考えていた際には、
“未熟なうちに人に教えることで、自分のものになるのよ”
と背中を押していただいたこともありました。
そして、教室を開いてから25年になります。
40歳過ぎた頃に、
家族の協力のもと、フランスに製菓の研修ツアーに行きました。
一人でのツアーも飛行機も初めてでした。
参加者には14~15年の経験を積んだパティシエも数人いました。
毎月自分の好きなようにお菓子を作れる”教室”の良さも改めて実感しました。
フランスで教わった先生に驚きました。
分量や材料にレシピとは違う変更がたくさん!
その方は、
“昨日はこれでいいと思ったが、これを足せばもっと美味しくなると今ひらめいた。”
と言いました。
それから、レシピに忠実すぎた自分に気がつき、
“自分の作りたいものを作ればいいんだ”
と思いました。
ヨーロッパから帰って
さらに勉強したいと思い、資格をとりました。
その後、さらに勉強したいと思い、
月1回東京で行われる講習に参加するようになった。
行く先々で、いろんなお菓子を食べ、
“おいしい”と感じれば再現する。
“いまいち”と感じればアレンジする。
“ホームメイドやからええ加減なもんになる。
でも、ホームメイドやからより自分の好きなものを作れる。”
そう思っています。
■質問会********************************************
生徒A お菓子作りで苦手な工程はありますか?
稲村さん 今は、デコレーションですね。(笑)
以前は、”サバラン”というお菓子でした。
子どもの頃、一回失敗したのでなかなか挑戦できなかった。
大人になって、やってみると成功した。
シュークリームでも、一度失敗するとそこでやめてしまいがちです。
何回も何回も挑戦できる人は少ないようです。
が、何でも挑戦したいと思っています。
生徒B こんな人は教え難いなと思う人は?
稲村さん 説明を聞かない方ですね。(笑)
生徒C 稲村さんにとって”お菓子作り”とは何ですか?
稲村さん 生きがい。
というと大層な感じがしますが。。
好きなことだから頑張れる。
お菓子作りがあるから、他の事も頑張れる。
しんどいけど、ストレス解消になっていると思います。
■生徒の感想*********************************************
生徒A ひとりでフランスに行くってすごい!
生徒B バターの有塩と無塩の違いって何だろう。
生徒C 好きなことを仕事にできるってすごい!
生徒D 畑仕事もやりたいって。。パワフル。
生徒E 普段聞かない話が聞けました。
生徒F 自分がやりたいと思う仕事につくのがいいなと思いました。
塾長 稲村さんは、華やかでエネルギッシュ。
稲村さんが憧れとおっしゃる南先生のような感じがします。
自分で引き受け苦労しながら、自分の色を付けられてきた事が素晴らしい。