7月8日語り場 「喧嘩する度に『(母と)もっと上手くやれたらいいのにな』と思う。」
今年度、3回目の「語り場」がありました。
「語り場」とは、生徒1人が『語り手』となり、自身のライフストーリーを「語る」。それを他の生徒が『聞き手』となり、「聞き」「考え」、また「語る」場です。自身の経験を振り返る語り手にとってはもちろん、聞き手にとっても、語り手の過去の苦労や傷が見えたり、共感するところがあったり、自分を振り返ったりする機会です。
今回の様子を簡単にご紹介します。
■語り手:C
■参加者:10名(生徒6名・塾長・小牧・村岡・小林)
■Cの語り 前半(10:50~)************************************************
C 小学校低学年のときは、すごい緊張していた覚えがある。
緊張してよく肩が上がった。
人前で発表するときは特に緊張した。
中学年のとき、高学年と合同で合唱練習があった。
「声が出ていないから、一人で歌え」と言われ、皆の前で一人で歌った。
人前が苦手な私にとっては、苦痛だった。
小学校では、思ったことをすぐ言ってしまうタイプだった。
バイ菌回しのターゲットにされた。
先生に伝えると、「一番傷つけられたのは誰?」と聞かれ、
友人1人の名前を伝えると、「勘違いじゃない?」と言われた。
その友人とは後に仲直りしたし、良い関係ではあったが、
その出来事自体のショックは大きかった。
中学校では、思ったことをすぐに言わず我慢して、人間関係を上手くやろうと思った。
学校生活が楽しくなく、ネットにはまるようになる。
寝る時間が遅くなり、体調がくずれてきた。
部活も学校も休みがちになった。
ある日、出された課題が出来ていないことに対して、
先生に怒られた。
課題と関係ないところまで怒られた。
「いつもいつも、笑ってごまかすな」と。
私は、面白くて笑っている訳じゃなかったのに。
何も考えずにへらへらしているわけじゃなかったのに。
後半は、ほとんど学校に行かないようになった。
スクールカウンセリングと定期試験だけは学校に行った。
昼夜逆転生活。朝4時までネット。
高校は、通信制高校に進学。
少したつと、さぼりがちになり、昼夜逆転生活に戻った。
その頃、母の知人から知誠館に行くことを勧められ、通うようになった。
■全体の語り(11:40~)****************************************************
小牧 知誠館が続いている理由は?
C 我慢しなくていいからかな。
半分くらいは自分を出せている。
塾長 母に対して思う事ってある?
C 中学の時には、喧嘩ばっかりしていた。
喧嘩する度に、
「(母と)もっと上手くやれたらいいのにな」と思う。
母が嬉しそうな顔をすると腹がたつ。
母は、気性が激しい。
朝から学校行く日は機嫌がいいけど、朝から学校行かない日は怒っていた。
今でも母がニコニコしていると、腹が立つ。
今はまだ。
■それぞれの感想(11:50~)***********************************************
A 今の知誠館の環境があっているんだろうし、よかったね。
B お母さんが笑ったら、Cが笑えるようになったらいいな。
D 同じような経験がある。
E 「いじられキャラ」の経験ある。
本当は嫌やったし、楽しくて笑っている訳じゃないよね。
F 今無理していないなら、それで良い。
塾長 『自分が自分らしく生きることの大事さ』
「学び直し」のことを『脱学習(unlearning)』という。
小学校の人間関係から学んで、中学校の人間関係を考えたが上手くいかず、
今、人間関係のありかたを、ここで「学び直し」ているところなのかもしれない。
■Cの感想(12:00~)***************************************************
やっぱり泣いてしまった。辛い話を明るく話せたらよかったね。
小学校のときから、「この人は、今こう言ったら嬉しいんだろうな」
ということをわりと考えるようになってしまった。
また、知誠館を卒業したら周りに気をつかわなければいけないと思うと、憂鬱。。
でも、頑張っていこうと思います。
「語り場」とは、生徒1人が『語り手』となり、自身のライフストーリーを「語る」。それを他の生徒が『聞き手』となり、「聞き」「考え」、また「語る」場です。自身の経験を振り返る語り手にとってはもちろん、聞き手にとっても、語り手の過去の苦労や傷が見えたり、共感するところがあったり、自分を振り返ったりする機会です。
今回の様子を簡単にご紹介します。
■語り手:C
■参加者:10名(生徒6名・塾長・小牧・村岡・小林)
■Cの語り 前半(10:50~)************************************************
C 小学校低学年のときは、すごい緊張していた覚えがある。
緊張してよく肩が上がった。
人前で発表するときは特に緊張した。
中学年のとき、高学年と合同で合唱練習があった。
「声が出ていないから、一人で歌え」と言われ、皆の前で一人で歌った。
人前が苦手な私にとっては、苦痛だった。
小学校では、思ったことをすぐ言ってしまうタイプだった。
バイ菌回しのターゲットにされた。
先生に伝えると、「一番傷つけられたのは誰?」と聞かれ、
友人1人の名前を伝えると、「勘違いじゃない?」と言われた。
その友人とは後に仲直りしたし、良い関係ではあったが、
その出来事自体のショックは大きかった。
中学校では、思ったことをすぐに言わず我慢して、人間関係を上手くやろうと思った。
学校生活が楽しくなく、ネットにはまるようになる。
寝る時間が遅くなり、体調がくずれてきた。
部活も学校も休みがちになった。
ある日、出された課題が出来ていないことに対して、
先生に怒られた。
課題と関係ないところまで怒られた。
「いつもいつも、笑ってごまかすな」と。
私は、面白くて笑っている訳じゃなかったのに。
何も考えずにへらへらしているわけじゃなかったのに。
後半は、ほとんど学校に行かないようになった。
スクールカウンセリングと定期試験だけは学校に行った。
昼夜逆転生活。朝4時までネット。
高校は、通信制高校に進学。
少したつと、さぼりがちになり、昼夜逆転生活に戻った。
その頃、母の知人から知誠館に行くことを勧められ、通うようになった。
■全体の語り(11:40~)****************************************************
小牧 知誠館が続いている理由は?
C 我慢しなくていいからかな。
半分くらいは自分を出せている。
塾長 母に対して思う事ってある?
C 中学の時には、喧嘩ばっかりしていた。
喧嘩する度に、
「(母と)もっと上手くやれたらいいのにな」と思う。
母が嬉しそうな顔をすると腹がたつ。
母は、気性が激しい。
朝から学校行く日は機嫌がいいけど、朝から学校行かない日は怒っていた。
今でも母がニコニコしていると、腹が立つ。
今はまだ。
■それぞれの感想(11:50~)***********************************************
A 今の知誠館の環境があっているんだろうし、よかったね。
B お母さんが笑ったら、Cが笑えるようになったらいいな。
D 同じような経験がある。
E 「いじられキャラ」の経験ある。
本当は嫌やったし、楽しくて笑っている訳じゃないよね。
F 今無理していないなら、それで良い。
塾長 『自分が自分らしく生きることの大事さ』
「学び直し」のことを『脱学習(unlearning)』という。
小学校の人間関係から学んで、中学校の人間関係を考えたが上手くいかず、
今、人間関係のありかたを、ここで「学び直し」ているところなのかもしれない。
■Cの感想(12:00~)***************************************************
やっぱり泣いてしまった。辛い話を明るく話せたらよかったね。
小学校のときから、「この人は、今こう言ったら嬉しいんだろうな」
ということをわりと考えるようになってしまった。
また、知誠館を卒業したら周りに気をつかわなければいけないと思うと、憂鬱。。
でも、頑張っていこうと思います。